Monday, May 7, 2012

健康の大切さ


ほんっと、この2,3日は健康の大切さを思い知らされました。要は、この2,3日具合が悪かったのだ。

金曜日にお酒をおごってもらったときに半分しかビールを飲めなかった辺りからおかしいなと思っていたんだけど・・・。その夜は、色々考え事をしていて殆ど眠れなかった。そして土曜日、朝9時から夕方5時まで家主のママに連れられて結婚式に参列。いくらなんでも寝不足の私にはストイックすぎたみたい。帰宅してからやけに疲れてるなと思いつつ、就寝。ほいで、日曜日。朝方日が昇りきる前に、体の様子がおかしい!ってことで目が覚めた。具合の悪さを誤魔化すために再度床についてみるものの、やはり具合が悪くて眠りは浅いまま✩

起床してみると、寒気・倦怠感・頭痛・関節痛・発熱など風邪の諸症状を網羅してるんですよね。特に吐き気がすごくて、自分に何が起こったのかわからなくなったよ、一瞬。でも、食べないと体力が落ちると思ったから、お茶漬けを流し込みました。そして、午前中は必死にお米を吐くか吐かないかの自分との戦いをしてた。

身悶えながらも、JICAからもらった健康ハンドブックを紐解く。・・・はい、このお土地柄、マラリアってのが心配事のひとつなのです。「予防薬を飲んでると、発症時の症状が和らぎ、風邪の諸症状みたいに出てきます」って内容の記載があり。「まーじーで~?!」と、一瞬背筋が凍りました。心細くなったので、先日マラリアの疑惑が持ち上がった同期の一人に電話。彼女からマラリアなのか怪しさをジャッジするタイミングなどを伝授されました。今の時点では、マラリアだか風邪なんだかわからないので、熱がもっと上がったら(平熱+2℃くらい)JICAからの検査キットで血液検査をしてみようぜってなりました。ほんとに、持つべきものは友だ!ありがと~!(ノ∀`)

お昼になっても、朝ごはんのお米は消化されていませんが、一応カロリーだけはとっておこうと思って、家主の甥っ子のSweenyくん23才(現在求職中、なんと、私と同じ畑であるRural Community Developmentの学校を出てる優しい男の子)にお粥を作ってもらいました。けど、4分の1を食したのみで終了、ち~ん。ちなみに、お粥というのはお米のお粥じゃありません。トウモロコシの粉を水に溶いたものですが、主食のSIMAを作るときよりも水の割合を増やしたものです。お砂糖を入れると美味しいの♫

昼食後も熱はじわじわ上がり、吐き気は収まらず、寒気は続くし、時間が経つのがこんない遅い週末は初めてでした。多分、10年に1度くらいのデカイ波だったと思う。せっかくの日曜日、本を読もうかな、映画を見ようかな、現地語の勉強をしようかな、それともひたすらに日向ぼっこかしら♫と、やりたいことが沢山あったはずなのに、ベッドの上で唸ってる自分が悲しすぎて、一人涙で枕を濡らしました。

夕刻になり、教会の集まりで一日忙しかった家主のママが様子を見に来てくれました。が、具合悪かったので早々と退散。夕飯をと思って、インスタントラーメンを大好きなお春菊チャンと卵で閉じ、中国の辛い調味料とお醤油で味付けしたものをつくるものの、半分しか食べれず終了、ち~ん。そうこうしてるうちに体温はまた上昇。友だちと決めた「平熱+2度」というラインを超えてることに気づき、ちょっと焦った。

そこで、マラリア簡易キットの出番なのです。針で血をだし、それを特殊液につけて15分後に結果がわかるものです。わかりやすく言うと、妊娠検査薬みたいな作り。「ついにこいつが登場か?!!」と自分で突っ込んでしまいました。というのも、臆病者な私は、以前JICAオフィスで針を指す練習を皆で行なったときに、自分で刺すことが出来ずに2回もあった練習で、刺すことなく誤魔化してきたから。だってほんと、痛いの嫌なんですもの・・・((((;゚Д゚))))

やだよ~!やだよ~!ってことで「うえーん」と半べそをかきつつ、中途半端な弱さで刺すもんだから、少量の血しか出ず、何度も何度も刺さなきゃいけないという蟻地獄に陥りました。ひえ~い゚(゚´Д`゚)゚何でこんなことをたった一人でやってるのよ!って一人ツッコミしながら悲しくなりました。。。

結果は幸運にも陰性だったので一安心だったけど、予防薬飲んでる人は、マラリアの数が血液中に少ないから簡易テストではわかりずらいこともあるっていう記載もあったので、もう逆にどうでも良くなりました。熱はまた上がっていたんだけど、「南無三!!!」と思って潔く寝ました。

朝起きてみると・・・体が軽かった~~~!!!うれし~~~~!!!体温も大分低くなってる~♫微熱レベルだ!!まだ頭痛は残るけど、波は超したらしい(#^.^#)マジで安心した瞬間でした。

夜中にたくさん寝汗をかいたのがよかったのかな~、とか考えていると、前日電話で話をした同期から親切にも電話が来ました。夜また熱が上がるかもしれないから気を抜くなと助言を頂く。というわけで、今日はオフィスにはいかずにひたすら安静にしています。本当は活動に行きたい場所があったけど、健康には代えられないよねってことで。

総括としては、今回の一件で、普段当たり前である健康であることが、いかにPricelessかって思い知らされた。具合が悪かったら、ほんとに何もできないし、精神的にも苦しくなる。そして、私が今いるのはアフリカ。どんな清潔さと衛生に気を使っていても、環境的に、いろんな生き物や菌がうろちょろしてるから、彼らとの距離感にうまく折り合いをつけて生きていかなきゃいけない。そのためには自分の基礎体力を下げないことがまず一番に求められる。考え事があって眠れなかったのは仕方のないこと(やむを得ぬ事情により)だけど、次の日の結婚式を午前中いっぱいで失礼してくるとか、もうちょっとやり方があったはずだよな、と。アフリカにいると自分の想像以上に体力を消耗してるものなので、自分の力量の見極めと、セーブすることに注力を注ぐことを忘れてはいけないと思います。

前回のアフリカ滞在のカメルーンの時は、4ヶ月という短い間だったから割と適当に過ごしててもどうにかなってたけど、今回は2年間という長期だから自分の健康管理をおざなりには出来ないので、十分すぎるほど気をつけようと思います。

No comments:

Post a Comment