Friday, February 8, 2013

今週二回目のナプキン講座

月曜日に引き続き、本日金曜日も集まってムスリムグループのアマイ(おばちゃまたち)とナプキン講座をしました。

今回は、前回の続きです。けど、過去数回口頭での説明をし、実物のナプキンとショーツを使って、使用方法を伝授したので、とてもスムーズに進みました。

何よりも嬉しかったので、参加したアマイの殆どが、必要な道具(チテンジの布、ボタン、針、糸)を全て持ってきてくれていたことです。
参加人数は前回の23名から半分位に減っていたとはいえ、のんびり屋のMalawianの基準で考えると、多く集まってくれたと思います。

そのうちの数名は、なんと・・・!!前回の終了時点でストップすることなく、自分で出来るとこまで作業を進めてくれていました。縫い方も、私が教えた型どおりではなく、効率を考え、彼女たちのアイデアが追加されていました。

のんびり受身の印象が強かったMalawianでしたが、前回に引き続き、印象がUpしました(笑)

メンバーも自力で作業を進められる状態なので、私もナプキンをいそいそ作っていました。
以前別のグループで総スカンをくらった時に「Seiko SeiはObserveしてるだけで、何も自分でやっていないじゃないか」と痛い指摘を受けたので、なるべくメンバーと同じことをして、距離感を縮めておきたかったことが理由の一つです。

ま、サンプルがいくつかあれば、他の隊員に配ることもできるしね☆彡
活動を次につなげる準備ってことで!

今回も2時から3時半まで。人の集中力が保たれるのは90分だと某書籍で読んだので、一旦打ち止めとしましたがアマイ達は楽しかったらしく、私が帰ったあともおしゃべりしながら続けているみたいです。

お裁縫の得意な人は、無事完成することができました。
「見た目のわかりやすいものが大好き」なMalawianの特性を鑑み、完成したナプキンをショーツに付けて、固い握手&拍手でお祝いをしました☆

「自分で新しいものを作れる」という自信につながることを願います。
次回のムスリムグループ訪問は、再来週の月曜日。
今回来れなかったメンバーの続き、使用したナプキンを手洗いすることの大切さ、ナプキンの販路開拓についてメンバーと意見交換を出来たらと思います。

必ずしも形に残る援助が大事だってわけじゃないのはわかっていたものの、マラウィにいると「何をくれるの?」「何か新しい技術を伝承してくれるの?」という期待が最優先過ぎて、任期終了の自分の立ち位置が一体どうなることやら、不安でした。

ハードの援助、ソフトの援助双方のバランスが肝心だと思います。
とりあえず、ナプキン作りというハード面はどうにかなりそうで安心。
あとは、販路開拓とか、ビジネスのコツとか、ソフト面でもメンバーと新しいことを共働していきたいです。

家を出る時、雲行きがとっても悪くて、雨が降りそうでした。
活動先につく頃には土砂降りで誰も人が集まらないだろうから行かない方がいいんじゃないかって悩んで、大変気が重かったけど、いざ行ってよかったです。

実は、福島に住むお世話になったシスターが送ってくれたポストカードのメッセージのおかげです。

'大切なのはどれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心をこめたかです'

気持ちが萎えそうな時に、我が家で一番目に付く冷蔵庫に貼ってるこのメッセージで心の栄養補給をしています。


というわけで、
良い週末を。
Have a nice weekend!
Wikiendi Wiweme!

No comments:

Post a Comment