Thursday, May 16, 2013

ご冥福をお祈りします。

先日、父方の祖父が亡くなりました。80歳でした。
お通夜とお葬式行けなくて、ごめんね。


死因は、どうやら遠藤周作と同じようです。


今、遠藤周作の本を読んでいるので、現在滞在しているJICAドミトリーでの快調なネットに乗じて、なんとなしに遠藤周作をWikipediaで調べてみました。・・・ら、およよよよ?!!!

わ~お。
こりゃ、すごい偶然。

実は、今日もう一つすごい偶然が。
私、ここ最近、遠藤周作と並行して、瀬戸内寂聴の本も読んでいます。
(以前母方の祖母とお説法を岩手まで聴きに行きましたが、その爽やか具合とは対象的に、小説の中での彼女の艶かしい女性の描写は天下一品です)。
なんとなしに、これまたWikipediaで彼女のページを開いたら・・・寂聴さん、本日が誕生日でした。
91歳になられたようです。


何が言いたいかというと、私は、上記のような、「小さいけれど、不思議な偶然」が頻発してます。
何気なくしたことが、ほかのことにつながるんです。

それが、どういうメッセージを含むものかはわからないんだけど。
(そこまでわかれば、もはや霊能力者の域、か!)
ここ数年、上に述べたような、Super Naturalなことが増えてきている気がします。

・・・というのも相まって。
おじいちゃんが亡くなったことは、悲しいし、寂しいけど、きっとそのうちおじいちゃんの心境が落ち着いた頃、夢に出てきてくれると思います。
これまで亡くなった親類、計2名が意味深な夢に登場してくれたので、もう、こうなったら、二度あることは三度あるべ、と妙に確信めいた自分がいます。

亡きじいちゃんが、夢枕で何を語ってくれるか、今からちょっと興味津々です。

きっと今頃じいちゃんは、あの世で、戦争で死んだ、ひいじいちゃんと約70年ぶりの再会を果たしていると思います。うちのじいちゃん、ひいじいちゃんの亡くなった後、戦争の本を読み漁り、ひいじいちゃんが亡くなった戦いと亡くなった場所を探しあてたんです。
それぐらいの思い入れを持っていたじいちゃん。戦後の混乱の中、若くして本家の長男として一家を切り盛りしてきたじいちゃん。

父ちゃんがいなくてしんどかったぞ、と甘えてみるのか、
はたまた、
俺は父ちゃんがいなくても家を切り盛りしたんだぞ、と胸を張って見せるのか。
どっちでしょうか。男のロマンです、ふふ。

そーしーて~!ひいじいちゃんとの再会と一緒に、3年半前に亡くなった、うちのお父さんとも再会しているはずです。しがらみの多い俗世では語れなかったこと、語れるといいな~。
うちのお父さん、この時を首を長くして待っていたのかな~。

これからが、新しい親子関係のスタートなんだと私は勝手に思っています。
(キリスト教の終末思想だったり、仏教の輪廻転生だったり、細かいことはおいといて)

更に、あの世の人となった今、じいちゃん、これまでひた隠しにしていた私の負の部分も見れちゃうのでしょうか・・・・だとしたら、恥ずかしすぎる!!!!!
離れて暮らしていたこともあって、じいちゃんの中では「元気でいい子のSeiko Seiちゃん」となっていたはず。でも、綺麗事ではすまないことを犯すのが人間の性でもあります、うっは~(^_^;)

汚い部分も含めて受容して、やっていくのが家族。
尊いぜよ。


マラウィでの生活が終わったら、高松のばあちゃんちに行って拝んでくる予定です。
その時には、火のついたタバコを素手でもみ消すおじいちゃんは、いません。
お仏壇の上に、じいちゃんの写真が飾られているはずです。
物心のついた時から飾ってある、ひいひいじいちゃん&ひいひいばあちゃんの写真と、軍人姿のひいじいちゃんの写真のと、じいちゃんとうり二つなひいばあちゃんの写真の横に飾られるのかしら。
不思議すぎる。

物理的に会えないのは悲しいけど、父が亡くなった時と同様に、精神的には近づくと思うので、
「これからも新たな距離感でよろしくお願いします」ということになります。


そして、何よりも、亡くなるまでの約60年間をおじいちゃんと共に過ごしたおばあちゃん、本当にお疲れ様でしたm(__)m
お疲れ様の会ってことで、来年の今ごろ、一緒に温泉旅行でも行けたらいいな~☆

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