青年海外協力隊平成23年度3次隊として2年間マラウィに行きます。 派遣前の故郷青森でのバケーション生活、派遣前の準備色々、派遣後の生活や社会情勢など、3年弱の間ですが、ぐだめきを発信しようと思います。 皆さんよろしくね。 Hey I'm Seiko Sei!! After four years in Shipping industry, came back to African field! Going to Malawi as JOCV through JICA for two years from Jan 2012. Hope my info would help you enjoy and know about JOCV and Malawi.
Monday, April 2, 2012
3月15日、私の誕生日!!
この日は、今までの人生で一番幸せな誕生日でした!家主のママと同僚のおかげです。
朝起きると、6時半ごろに、ハッピーバースデートゥーユーを歌いながら、ママがうちにきました。ドアを開けるとママがでっかいケーキを持って立ってました。
白いお砂糖にコーティングされたケーキに、ピンクの砂糖で27歳の誕生日おめでとう!とメッセージが書いてました。サイドには銀色のビーズがコーティングされてて、ムジンバという田舎では到底見ることのできないクオリティの高さでした。単に内緒でケーキを焼いてくれたという事実だけでも嬉しいのに、このゴージャスなケーキの材料を遠くの町で手に入れてくれたかと思うととっても感動ものでした。
ちなみに、私は27才じゃなくて28才になりましたが、ケーキには27thと書いてます。なんだか、マラウィと日本の誕生日の数え方は違うみたいです。数え方、教わったけど結局よくわからなかった(笑)
甘いものがあまり得意ではない私は、どでかいケーキの処遇を考えて末、半分を家主の家族に、半分を同僚のためにとオフィスにもっていくことにしました。
食べ物を持ったまま犬がウロチョロしている道を無事に歩いてオフィスにたどり着ける根性はなかったので、初めてタクシー通勤をしました。オフィスでは私の誕生日を祝って、かっつかつな予算からボスが全員分のソフトドリンク代を拠出してくれました。みんなで食べれて楽しかったしうれしかったし、ケーキも完食されて何よりでした。
そして家に帰ると、玄関のドアの前に、封筒が。開けてみると、メロディーが流れるバースデーカードでした!!ムジンバという田舎のどこで手に入れることができたのか、これまたもう一つの大きな謎です。更に、夕飯には家で飼ってる貴重な鳩(やはりマラウィでも高級食材らしい)を絞めて、Simaと牛肉たっぷりのシチューというものすごいごちそうでした!!鳩は、鳥肉の締りがあるバージョンって感じで炭火で美味しくいただきました(n‘∀‘)η
家主のママに相当愛されちゃったなぁという実感です。とても満たされた誕生日でした(-^〇^-)
※誕生日番外編
ケーキ食べて、お昼街の繁華街に繰り出しました。ほいだら、衝撃の出来事を目の当たりにする。同僚のおばちゃんと市場に向かって歩いてたら、斜め左後方を歩いていた10代後半の男性が、50代後半のおばあちゃんにひっぱたかれた。なんだかすごい剣幕で叩かれていて、男性は小走りに逃げた。したら、騒ぎを見かけた別の男性がそいつをとっ捕まえ、そこにたくさん人が集まってきた。おばあちゃんはキレて何か罵倒しながら殴り続け、男性は「おれやってねーよー」という雰囲気の言い訳をしているように見えた。明らかに野次馬って感じの人たちも、ボカボカその男性を殴る。
泥棒でもしたのかと思い、同僚に何が起こったのかを聞くと・・・「5才の女の子をレイプしたから、家族がブチギレた。これから警察に連れて行かれて事情聴取と検査が行われる」とのこと。20人くらいの成人男性が彼を取り囲み、繁華街を練り歩かされる。女性たちは数メートル離れたところからちょっと興奮しながら見守る。そうこうしてると騒ぎを嗅ぎつけた警察官がやってくる。
私が見たのはここまで。レイプ事件のその後の処遇はわからないけど、ちょっと怖いな~とおもったことが2つ。
1つ目。容疑者の男性、特に悪い雰囲気のない普通の男の子。5才の女の子を犯すような変態的なオーラは特になかった。今も通勤途中は犬が怖いので、一緒の方向に向かう人を適当に見つけておしゃべりしながら歩く私ですが、通勤途中に彼を見つけたら普通に話しかけてオフィスまでエスコートしてもらっていたと思います。(彼がやったという前提になっちゃうけど)人は見た目によらないなぁって思いました。きっと危ない人はたくさん街にいるけど、危ないことをさせないぞって雰囲気を自分が出すことはとても大切なんだと思います。
2つ目。あの男性が本当にやったのかどうかをわからないまま容疑者を殴っちゃう群集。実は濡れ衣を着せられてたら殴った人たちどうすんだろう。一緒にいたマラウィ人の女性曰く、騒ぎを途中で聞きつけ、男性が何をしたのかわからないまま面白がって殴っている人たちも何人かいた、とのこと。こういうふうに簡単なノリの人がこの国は多いかもしれません。すぐ怒ったりすぐ喜んだりっていう。自分が騒ぎの中心に立ってしまったら怖いなと思う。暴動とか起こったときには気を付けないと。
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