Friday, August 16, 2013

Seiko Seiと、ゆかいな仲間たち

 
あたしの家、お気に入りのゲーム、ドラクエで例えるなら、「ルイーダの酒場」です。
いろんなところから、いろんな人が集まる傾向があるようです。
 
ルイーダの酒場、六本木店
(旅人たちが、別れと出会いを求めて集う酒場、だってさ~)
 
この前の日曜日、我が家でゆかいな仲間たちが大集合しました。
ほかの隊員に比べて狭い我が家に、総勢7名が来てくれました。この人数の多さは、最高記録です。
 
 
参加者は、隊員のSさん(病院でTOYOTAの5Sやってます)
Peace Corp VolunteerのJくん&Jちゃんのカップル
Peace Corp Response Volunteer(Peace Corpで2年の任務を終えたあとに1年以内の短期のプログラムでマラウィに派遣されます)のKちゃん(以前一緒にキッチンをひと月以上共同で使ってたAくんんの後任です)
DAPP Volunteerの3人組☆
 
 
とてもじゃないけど、家の中では全員が入りきらないので、お庭にゴザを敷いて、テーブルと椅子もお外に出してのバーベキューパーティーでした。
 
この日の献立は、J君がアメリカに帰省したときに買ってきたBBQソースでの焼肉。
Sさんお手製の野菜カレー。
私が作ったおにぎり、ナス炒め、などなど。
 
Kちゃんが日本食レストランに5年も働いていたそうで、お箸をうま~く使っていました。
 
 
 

普段自転車をこぐという作業で手一杯の私ですが、DAPPの友人たちとも何気ない話をちょいちょい出来て、本当に良かった~。
いつも一緒に村にサイクリングする、女子二人との一枚♡
 

 
 
 
デザートということで、即席でパンケーキを焼いてくれたPくん。
うん、もう!発想がヨーロピアンなんだから!
そして、笑顔が素敵すぎる!
(不潔な感じが皆無のロン毛も、やばい♡)

 
 


 
さてさて、これは、最近我が任地に新しく赴任した、Kちゃん。そして、以前総スカンされた活動先で働くJくん。
Kちゃんは、マラウィに来る前、ウガンダで2年間、難民キャンプで先生をしていたらしいです。
家が近所だというのと、なんとなくフィーリングが合いそうなので、休日にティータイムを楽しむ良い友達になれそうです♫英語も割と聞き取りやすいので、うれしいよ~!!!


そうそう、今回のBBQパーティー。実は、一つ任務がありました。
Jくんに、真実を告白すること。(愛の告白ではありません、あはは)
今年の二月末に活動先から総スカンをくらってから、私は一度も活動先に行っていません。
これまでは、毎週通って、夕飯をJくんも一緒に食べ、私のパソコンで映画を観るっていうのが楽しみでした。でも、ぱったり私の訪問が途絶えたのです。

でも、私はなんでそうなったのか、彼に言えませんでした。
活動先のニーズと、私の出来る仕事が違うという需給のミスマッチがあったのと、活動先が援助慣れしていることが原因で、私は門前払いを受けました。
隊員に相談しても、皆口を揃えて「Seiko Seiが悪いわけではない」と言ってくれますが、活動先から私についてのネガティブな意見をJくんが聞いている可能性が高い、と思い、気まずく感じた私は、ちょっとJくんと距離を置いていたのです。もちろん、心優しきJくんは、私の気まずさを察し、本権については何も触れず、フレンドリーに仲良くしてくれていました。

そろそろ本当のことを話して、彼の中あるモヤモヤをはらさなければ・・・と思い、今回彼を招待したのです。

「大変きまずいことなんだけどね・・・」と、とうとう私は彼にこれまで起こったこと全てを話しました。
すると、彼は、意外にも活動先から何も事の次第を聞いていなかったらしく(活動先のおばちゃまが、私に気を使ったのだと思います)、起こった出来事に大変驚いていました。

そして、私が感じていた気まずさも考慮してくれ、とても心温まるコメントをくれました。
「Seiko Seiが俺の村に来る理由はもうなくなったけど、俺がSeikoSeiに会う理由はあるよ。だから、俺がもっとSeikoSeiのところに来ればいいんでしょ?」

あ~~~~・・・・!!!
JくんのNice Heartに私はホロッときてしまいました。

なんていうか・・・「君に会いに行くよ」と、ここまでストレートに感情を表現されたのは、久しぶりです。私くらいの年代になると、それなりに物事を曖昧にする処世術を皆さん身につけています。
だから、Jくん(彼は23歳です)のピュアさが、とっても心に響いたのです。
スラングを多用するから、何言ってるかわからないことが結構あるけど、彼と友達になれて本当に良かった。と思いました。

半年間ためていた心のモヤモヤがやっととれました。
これから帰国までの5ヶ月、気兼ねすることなくJくんに会えます。
わ~い、純粋に、うれしい!


そして、我が家が任地に住む外国人ボランティアの中継地点になっているのも、とってもうれしい!
皆さん、思慮深さと優しさで私に良くしてくれて、頭が上がりません。

友よ、ありがとう!





Sunday, August 11, 2013

BODY SHOP&LUSHの御陰で生きています

 
ぬお~~~!!!!明日の我が家でのパーリーの準備、なんだか疲れたぞ!

久しぶりに我が家で、明日パーティーがあります。
寝室二つ、リビングという他の隊員に比べ狭い我が家に私含め、総勢7名が集まります。
最近一緒に活動しているDAPPの3人組と、総スカンされた活動先で一緒に仲良くしていたアメリカ人のJくんとその彼女のJちゃん、そして同じ街に住む隊員Sさん。

アジア人一人の私はちょっと心細いので、Sさんに助っ人をお願いしました。

明日は計画停電のため、電気コンロが使えないことが予想されるので、お料理の下準備など、今日から取り掛かりました。

お昼過ぎからお買い物し、部屋の埃を掃き、溜まった食器洗いと、お洗濯。
そして、料理の下準備。


みんな美味しいって食べてくれるかな~??
明日のメニューはBBQだけど、つけあわせちゃんたち、7人分をつくりました。
メニューはね~、
梅&しそのおにぎり14個、ナスの醤油炒め、フルーツポンチに入れる杏仁豆腐。
そして今、サラダに入れるためのビートを茹ででいます。
(私の分析によると、ヨーロッパの人はビートが好きみたい)


梅しそのおにぎり、美味しいって食べてくれるかな~?
おばあちゃんが送ってくれたおむすびの素。
うれしいことに、たくさんありすぎてあまりそうだから、ふんだんに使いました。
ちょいちょい一緒にご飯を食べる、食いしん坊のJくんはきっと美味しさをわかってくれるけど、ヨーロッパの3人組は、どうなんだろう。これまでほとんどお寿司以外の日本食に触れることがなかったらしいし。

6時に警備員のSくんが出勤。それとともに、明日のパーティー用のお買い物のお願いをしました。
お好み焼き&ケーキ用の卵と、ジュースと、ビール14本を買いに行ってもらいました。
彼は、何も言わずに純粋な親切心で仕事以外のことを率先して手伝ってくれるので、私はいつも彼に感謝しています。
今日は、ありがとうの気持ち、ということで、空き瓶4本と牛乳250mlをプレゼントしました。
空き瓶は売って所得にできるし、牛乳好きと前に聞いていたので、少しでも労えたかしら・・・。

・・・と、バタバタしていたらちょっと疲れたので、自慢の女子アイテムの写真を撮り、現実逃避☆
乗り換えのヨハネスブルグのセールでドカ買いしたもの(マンゴー、オリーブ、レモン、ピーチのボディスクラブ、アロエのフェイススクラブ、Tea Treeの顔パック)と、日本に一時帰国した際にこれまたドカ買いしたLUSHの無添加散シャンプーです。

実は、私が帰国する頃には、新年のセールで定額の半額くらいの価格で女子アイテムが買えます(去年も今年もセールやってたから来年もやる・・・よね?)♫マラウィに初めてきたときの乗り換えで、新年セールに皆で興奮し、ドカ買いしたのですが、今年の一月に一時帰国した際の乗り換えでも新年セールを再発見。やっぱりまたドカ買いしてしまいました。


5ヶ月後の帰国の際には、任務を終えた自分へのご褒美ってことで、香港の空港に店舗があるSwarovskiのアクセと併せて、ヨハネスブルグ空港でU$100分の美容グッズを買うことを、今から決めてます!楽しみ楽しみ~(((o(*゚▽゚*)o)))

そうそう私、Tea Treeのパックがとてもお気に入りなのです。パックした直後はもちろん、次の日の朝、ほんのちょっぴりだけお肌が生き返ってるんです。これは、すごいよ。アンチエイジングです。
http://www.thebodyshop-usa.com/shop-by-line/tea-tree/tea-tree-face-mask.aspx
1月には800円くらいで買えるはず!うふふ!!!

ボディスクラブにも、とっても癒されてます。体をこすって古い角質を落とし、スベスベになったお肌から香るいい匂いが、優雅な気分にさせてくれます。
ただ、使用するのは、ごくごくたまに。というのも、私の体、割といつでも傷があります。蚊に刺されたあとの引っかき傷です。スクラブに入っている塩が、傷口に入ると、猛烈に沁みそうなので、蚊に刺された傷がない時しか使えないのです。。。とほほ(^_^;)

そーしーて~!太陽光線にやられた髪のために、最近は毎日LUSHのシャンプーを使っています。だって、マラウィで使っていた安いシャンプー、質が悪くて地肌と髪にダメージがきてるな・・・ってのがなんとなく感じられたので、ちょっと贅沢をして、一時帰国の際に8ヶ月分購入したのです。
そしたら、さすがLUSH,手触りがちょっぴり優しくなりました♫
今使っているのは、海藻のパワーにあやかれる、ノリノリシーサイドです。
コシと張りのある髪、目指せ~~~~♫
http://www.lushjapan.com/product/haircare/



LUSHの製品は、安いとは言えないので、社会人になってからお世話になっています。仕事を頑張ったあとのご褒美に使ったり、母と祖母の誕生日にハンドクリームなどをプレゼントしていました。

実家の大きめのバスタブで、泡風呂をブクブクさせて入浴するのが、とっても至福の時♫
特に理由はないのだけど、アワアワを頬っぺたにたくさんくっつけて「サンタクロースだ~」なんて含み笑いをしてみたり♫
1月に日本に戻った時も、もちろんブクブクしてきましたとも。

ちょっと話が、思い出話に脱線してしまいましたが(毎日冷たい水シャワーなので、これくらい許してください)、LUSHという単語を思い出すだけで、今の私は癒されます。
一日に一回のシャンプーの時間は、水にガタガタしながらも、髪だけは大事にするんだ、と自分を慰めています。


・・・はい、これが、紫外線攻撃に毎日耐えるアフリカ女子の美容の厳しい日常です。
何よりも、日本に帰ってからのケアで、肌年齢を取り戻さないと、ですね!

 


Saturday, August 10, 2013

隊員の集う、ムジンバ県病院訪問!!

先週の木曜日、任地にあるMzimba県病院を訪問&見学してきました。
仕事とプライベート、両方です。つまり、布ナプキン講座を病院でも行うべく、ついでに隊員が多く入っている病院を、色々案内してもらおうっていう魂胆でした。
 
実は、2月に同じ任地に住む栄養士隊員Kちゃんが我が家に遊びに来た時に、「勤務先の県病院でもナプキン講座をやってほしい」とリクエストをいただきました。
 
ムジンバに限らずどこの病院でもありがちなことですが、病院ではよく備品が盗まれます。在庫管理など、出来たものではありません。Kちゃんの職場では、コットンの布(マラウィの生理用品としても使われているもの)が、よく病院スタッフにネコババされるそうです。
 
ただでさえ、経営がうまくいってない病院なのに、横領があると更に経営は傾きます。
布ナプキン講座を行うことによって、衛生面での啓発活動が出来ることに加え、横領も減るのでは、との意図で依頼を受けていたのです。
 
・・・が、なんとなく月日が流れ、やらずに8月になってしまいました。
その一つの原因というのは、その立地。
我が家と病院は、街の中心地を挟んで5,6キロ離れています。よっぽどの用事がない限り、私は病院よりの地域には行くことがなく、ほんっと馴染みが薄かったのです。
 
だから、病院=遠い、という式が出来上がってしまいました。
 
でも、最近はDAPPの友人と15キロ離れた村に布ナプキン講座をしに行きます。
ある日ふとサイクリングをしてる最中に「15キロ離れた村に行けるんだから、5キロ離れた病院に行けないわけがない」という、すごく当たり前な事実にやっとこさ気づいたのです。
 
というわけで、いざ、病院の産科に出陣!!
・・・あ~!ほんと、後悔。産科の写真を撮っておけばよかった!!!!
ものすごい混沌としたる状況です!!
日本の産婦人科医さんたちも大変だけど、マラウィも負けずに大変だぞ~!!!
(弘前にいる女医のRちゃん、頑張れ!!)
 
産科病棟には100人位の患者さんがごちゃごちゃいるのに、スタッフは4人くらい。
忙しそうにお薬を配ったり、赤ちゃんの体重を吊るしで測ったり、患者さんの話を聞いてあげています。
とてもじゃないけど、当初の目的である「妊婦教室を開いて布ナプキンを伝授する」という夢はもろくも崩れ去りました。
スタッフの皆さん、忙しすぎて日常の業務をこなすことすらままならないので、いきなり部外者の私が入り込んで新しいプログラムをはじめるっていうのは、逆に迷惑になりそうな気がしたのです。
妊婦教室を開くのであれば、スケジュール調整、参加者への呼びかけ、費用をどうするのかの話し合い、講座での通訳による拘束、など。
ただでさえてんてこ舞いのスタッフさんの負担が増えます。でも、給料は増えません。
 
 
だから、Kちゃんと話をした際のおぼろげな方向性としては、オーガナイズのやりやすさを考え、保健師さんたちに布ナプキンの方法を伝授し、IGA(収入創出活動)を兼ねて、田舎の村に出張に行った時に販売してもらいます。それで、布ナプキンの知名度と普及率を少しづつあげていく、ということに。
 
ものすごく時間がかかるし、果たして成功するかは全くの未知だけど障害が多すぎる私たちにできることはこれくらいかな、と。
 
というわけで、私はひとりの女性スタッフ(保健師さんみたいな人)にサンプル持参でナプキン講座を紹介しました。
 
使用方法や利点を伝えると、彼女はアイデアに食いついてくれました。ただ、上司が出張で不在とのことで、上司の了解があった折には連絡をくれることになっています。来週以降に期待☆彡
 
ただ、病院訪問のあと、自分のオフィスに戻り、上司に報告すると、ちょっと苦い顔をされました。
上司のアドバイスは以下の通り。
 
 
*保健師さんに教えるのは得策ではない
→皆さん忙しく出張が多いので、集まるのは難しい
→保健師さんレベルの地位の方になると、講座を行った時に参加者礼金を払わなければいけない
 
 
*フィールドに出て講座をすべし
→保健師さんが、僻地の村にあるヘルスセンターに出張する際に同行し、布ナプキンを村の人たちに伝授すれば、一番平穏に物事が進む
(ただこれは、完璧な新参者の私が急に入り込む余地はないし、マラウィ人主体の出張に旅行となると、度重なるスケジュールの変更やものすごく悪い段取りのおかげで、十中八九実現は難しい。)
 
とのことなんだけど、要は、病院との政治問題が絡んでくるから、あんまり私に病院で働いて欲しくないみたい。医療関係は病院スタッフが牛耳るから、村落開発の部署の人間は幅を利かせるな、ってこと。
上司は私に気を使って、表現はとても歪曲的でしたが、要はそういうことらしいです。
Kちゃんとこの情報をシェアした結果、とりあえず保健師さんからの連絡を待って、次の出方を考えよう、ということになりました。
 
というわけで、その日のひと仕事を終え、あとはプライベートを満喫♫
現在この病院では3名の隊員さんが働いているので、みなさんの活動の場を見学させてもらいました。
 
まず一人目。薬剤師のSさん。
薬の倉庫の整理や、マンパワーとしての薬の調合をしています。
土曜日の午前中も勤務する、かなり忙しい方らしい。
私も年上なことと温和な特性か、とってもソフトで落ち着いた方です。
 
倉庫を見せてもらったのですが、マラウィの残念な現状が垣間見れました。
 
 
               
上の写真。
がら空きなスペースと、そうではないスペースがあります。
薬で埋まっているスペースは、「良く使うお薬なんだけど、全然足りていないし、そもそも予算が国からおりないので、自分では買えません」という状況。
「大して必要ではないんだけど、海外援助からドンドン入ってくるので、なんとなく増えました」っていう状況。
 
本当に必要なものは、いつでも足りていない状況です。


薬に限らず、マラウィはいつだって、そうです。



これが、在庫管理表。でも、きちんとした管理が行われてるとは私は思いません。
絶対汚職&横領があるはず。病院のスタッフは、高学歴の人が集まっています。頭はいいです。
そうなると、いかに私腹を肥やすかに皆さん走りがちなので・・・。
生存競争が激しく、政府が全然サポートしてくれないマラウィでは仕方がないことだけど、残念ですね・・・。

そんなかで、適度な兼ね合いで、見て見ぬふりをしつつ仕事を進めていかなければいけない病院隊員さん、とっても大変だよ!!


あ~、なんだっけ、この薬。忘れちゃった。エイズの薬?結核?糖尿病?


確か、上の写真は、経口避妊薬だった気が。たしか、ドイツから入ってきました。
出産直後の女性が、すぐ妊娠しないように、お医者さんが処方するらしい。


さてさて、隊員の活動の残滓が垣間見れます。
上の写真は、どの引き出しに何が入ってるかをラベリングしたものです。
あんまりにもあらゆる場所が散らかってるので、隊員が始めたことです。
でも、いざ始めようとすると、「紙とテープがないんだけど、どうすればいいの?」と聞かれたそうな。
そんなの自分で考えてくださいなっていう領域だけど、彼は、薬に貼ってあったテープをはがして、利用したそうです。

白いラベルはMalawianスタッフに貼ってもらったもの。


そして、ピンクのラベルがS日本人が行ったもの(Sさん、もしくは前任の方)。




お忙しい中、丁寧に説明をしてくださったSさん。ありがとうございます!!!



このテーブルで薬の調合をします。
何故か携帯とイヤフォンも置いてあります。業務には全く関係ないものです。
なんか、汚いし、雑然としてるし、薬の入れ間違いも普通にあるみたいですよ。
恐怖ですね、恐怖。

ちなみに、私は現地の病院を全く信用していないので(これはどの隊員にもあてはまるとは思いますが)、これまで具合が何度か悪くなりましたが、自力でどうにか治しました。


ここで、外来患者のお薬の受け渡しをします。

さてと、次は内科病棟です。
悪性の貧血でフラフラな10歳の女の子が心配、とのことで、KちゃんとSさんと内科病棟に行きました。今は、乾季ということでマラリアが少ないので、病棟はガラガラでした。

「かまじょう貧血」、英語ではSickleなんちゃらっていう遺伝性の病気の女の子。
血液が養分を充分に運ぶことができないので、体が弱って長生きができない病気だそうです。

と、事前にSさんから説明を受けましたが、「長生きが難しい10歳のマラウィ人少女」っていうのがそんな姿をしているのか、よく想像できませんでした。

そして、いざ病室に行ってみると、・・・あぁ、とため息が思わず出てしまいました。
ベッドにお母さんと座っている彼女は、私たちが訪問しても、言葉を発しませんでした。
体は痩せており、あることが難しいほど体力がなく、髪は全て黄味がかった白色で、口にはたくさんヘルペスができていた。
その割に、眼力だけは強い。だまって私たちのことを見ています。
病気で疲れきっているせいか、表情が険しい分、ちょっとゾクッときてしまいました。

半年ほど前から、内臓に不調をきたし、入院しているそうな。
一応、輸血設備はあるらしいので、近々輸血をするそうですが、根本的な解決にはなりません。
弱っている内臓も全然治療できていないので、やっぱり彼女、長生きはできないんだと思います。

Kちゃんは、彼女に普通の病院食ではなく、高タンパクの栄養食を出すように指示を出しているそうです。高タンパクの食事とは、ミルクを出すこと、らしいです。
昨年5月ごろにあった通貨切り下げの後、物価が鰻のぼりに上昇しているので、病院でも十分な栄養のある食べ物を変えません。だから、本当は大豆などを病院食に取り入れたいけど、難しいのが現状だそうです。


がら空きの病室。


病院のキッチンにある、何をいくつ作るかっていう表。一応あるけど、あんまり機能していないみたい。食材の少なさと、マラウィ人のマネジメントの下手さ故。

キッチンの概観。
ここで、主食のSima(トウモロコシ粉を練ったもの)やおかずを作ります。

お洗濯日和の病院。
病院の菜園。
一応水やりはきちんとされていますが、ちゃんと野菜たちは病人の口に届いているのでしょうか。
ナス、人参が生えているけど、私、マラウィ人たちがナスを調理していることろ、一度も見たことがないけど、どうなってるのかは、謎。


 
さてさて、これは行政マネジメント隊員のお仕事。彼は、TOYOTAの「5S」をやっています。
整理・整頓・清掃・しつけ・・・あともう一つ、なんだっけ?TOYOTAのマネジメントを病院にも取り入れようってことで、日本のアフリカ援助業界では、5Sが近年アツイです。
 
どんなことをしてるかというと、要は、病院内を見て回って、散らかってるところがあったら整頓しようぜ、それを自力で組織的に行おうぜっていうこと。
 
のんびりやでお片付けが不得手なMalawianとの仕事はとっても進みが悪いと愚痴っていました。
打ち合わせの集まりが悪いから、しょっちゅう延期になったり・・・大変です。
システマティックに仕事をすべし、って、日本ではトントン拍子で進んでいくけど、マラウィではとっても至難の業です。
 
 
病院を一通り見せてもらったあとは、Kちゃんのおうちでご飯を食べました。
ご飯を食べつつ、活動についての現状をシェアすることで、のんびりなマラウィ文化に翻弄されているのは自分だけではない、と元気が出ました。
 
病院の皆さん、いろいろとお時間、ありがとうございました♫



Friday, July 26, 2013

色々な気持ちごちゃまぜ☆

  
 
 
今日は、たくさんいろんなことがあって、〇〇な日だった!とひと言で形容できません!
 
まず一つ目は、我が家主の家に里帰りしてた女の子達が、去っていったこと。
さびし~よ~(´Д` )
 
日曜日に我が家に来た、家主の娘さんTちゃん(20代前半、栄養学を大学で学んでいる)。
ナイジェリアから来た、CちゃんとKちゃん。
ほかの親戚に会いに、我が任地から2時間離れたMzuzuに旅立ちました。
Tちゃんとは、クリスマス休暇まで会えません。
ちびっこふたりは、いろんな親戚めぐりをしたあと、両親と一緒にまた我が家に戻ってきます。
 
 
しばしのサヨナラだと思いつつも、名残惜しいので、朝起きてから、出勤するまでの数時間、ちびっこたちと、一緒に過ごしました。
朝起きて、一緒に朝ごはんのお粥(メイズの粉をお湯にといたもの)を食べて、テレビを見て、彼女たちの旅のおやつになるパパイヤを庭から採って、私のキッチンでココアケーキを一緒に作って、トランプをして。
純粋な二人といると、こっちもピュアなあの頃に戻れるようです。
おねえちゃんであるCちゃんの、「来年思春期が始まると思うんだけど、最近面白いことがたくさんあって、話しても話しても話し足りな~い!」って感じと、妹のKちゃんの「靴下を裏表に履いてるのがバレて、舌をぺろっと出してごまかす」感じが可愛くてたまりません。
 
家主は、後日やってくる彼らの両親、つまりは自分の娘さん&その旦那さんのために、大イベントを行いました。
 
 
・・・ズバリ、鳩を9匹絞めた~!!!!!
 
 
我が家には、鶏の小屋と、鳩の小屋があります。
マラウィでは、鳩はビールと一緒に楽しむちょっと高級なメインディッシュという位置づけです。
たまに、おめでたいことがあったときなどに、絞めます。
私も、誕生日や、友人が遊びに来た時に、家主が絞めてくれました。
一匹づつ絞めるのが普通と思ってたら、違いましたね(笑)
 
どうりで、朝っぱらから知らないオッサンが鳩の小屋を長い棒で突っつき回していたわけです。
朝お粥を食べたあと、家主のキッチンにお皿を片付けに行ったら、家主が大量の鳩を鍋に入れて、羽をむしりまくっていました。(写真に見えるとおり)
 
全部で九匹。ほんと、驚きです。
多分、家で飼ってるうちの、半分位だと思います。
どさくさに紛れて、私も一匹頂いてしまいました。
今夜の夕飯は、鳩のスープです♫お庭で採れた無農薬の人参と白菜と一緒に(*゚▽゚*)
 
お日頃のバスで出発とのことで、バス亭でお見送りをしましたが、バス停の中にある高級レストランでJICA職員や他の隊員とお昼ご飯を食べていた私は、テーブルに戻るとき、気持ちの切り替えがとっても難しかった。。。
 
ひと仕事を終えて家に戻ってきたら、思春期間近のCちゃんの手紙が外に置いてありまりました。
要は、「Seiko Sei, だ~いすき♡」という内容のもの。
なんぼめんこいんだべがさ!!!!
(なんてかわいいのでしょう)
 
きゅ~んとしたのと同時に、「おかえりなさい」って声をかけてくれる彼女たちがいないってことに気がついて、とっても寂しくなりました。
 
 
 

 

 今日の出来事、二つ目。
JICAスタッフの来訪。私たち隊員には、調整員という名のお世話係のような方が担当としてついています。活動の相談に乗ってくれたり、住居の設備を整えたり、経費の精算をしてくれたり。
今日、私の担当Oさんが、はるばる首都のオフィスより出張に来てくれました。私の活動の様子を視察するためです。

その目的としては、カウンターパート(=同僚)と共働出来ていない状況の改善を上司にお願いするため、というのもあります。
下の写真にあるNさんは、最近忙しくてオフィスにほとんどいません。急に3週間の研修が入ったり、フィールドにお金やトタン屋根を届けに行ったり。
おかげで、私はここ1ヶ月以上、彼とはほとんど会って会話をしていませんでした。
仕方ないから、私はDAPPの友人たちと活動したり、一人で識字教育のクラスを訪問しています。

けど、私が派遣された目的って、日本人=アウトサイダーとして、マラウィにはない技術や視点を同僚に伝達すること。これじゃ、全然本来の目的が達成されないままです。

今日の朝11時にOさんがオフィスを訪問することになっていましたが、散々リマインドしたにもかかわらず、トレーニングを行うために、不在でした。しかも、私には連絡は一切ありません。どっこい、これが毎度のパターンです。

日本スタンダードで考えると、社会人として失格ですが、私は彼をあまり責められません。というのも、トレーニングをどこかに受けに行ったり、トレーニングをどこかにしにいったりすると、必ず日給が出ます。給料がものすごく低い彼らにとって、この日給は子供を学校に入れるのに必要な資金になります。だから「あたしのこと置いといて、あんたどこいってんのよ!」と怒れません。
DAPPの友人は、ちょっと怒ったほうがいいんじゃない?とアドバイスをくれましたが・・・
もし私がNさんの立場なら、トレーニングを優先するもの(ただ、事前の連絡はしますけどね)。

午前中にNさん抜きでOさん&上司とのミーティングを済ませ、午後は識字クラスを訪問しました。
3時過ぎにJICAの車でオフィスに戻ると・・・Nさんを発見。
Oさんからも、「Seiko Seiを頼みますよ」と、口をすっぱくリマインドしていただきました。
「もちろんですよ~、あっはっはっは!」とOさんと固い握手を交わすNさん。

しか~し!!!!彼女がいなくなったあと、来週のスケジュールを聞くと「2週間出張」とのこと。
がび~ん・・・。彼との共働は、当分難しそうです。本当に、もったいないな~、隊員がせっかく入り込んでいるのに・・・。




どっこい、本日のオチはこれでは終わらなかったのです・・・。
JICAの車で一緒にオフィスまで来た、識字クラスの先生Aくんについて。
彼の時間のルーズさや、携帯がつながらないという障害を超えながらも、今日は久しぶりに彼と働きました。来週からグループ少額貯金をはじめるので、それの説明をしました。
少額貯金が落ち着いたら、HIV/AIDSについて、皆で学ぼう!ってことで話は進んでいましたが・・・衝撃の事実が発覚!!( ̄ー ̄)

9月8日にマラウィを発ち、2年間南アフリカで働くことになったそうです。
が~ん。
せっかく彼と一緒に方向性を定められた矢先のこと。
後任の先生も決まっているらしいですが、また振り出しに戻った感じです(´;ω;`)
明日の9時に私のオフィスで、Aくんと今後の1ヶ月半をどうやって進めていくか、話し合いをする予定。

仕事面ではかなり衝撃な事実が多い今日でしたが、ちょっと心躍る発見も♫
JICAの車で識字クラスの会場である小学校に行った際、いつもと違う道を通りました。
これまでは、犬がうろちょろしている道を通ってて、いつもハラハラでしたが、犬がいない道を発見!!ラッキー!!!

これまでは、マラウィ人特有の面倒見の良さからか、Aくんが自発的に私のオフィスまで迎えに来てくれたあと、クラスを訪問していました。
が、今後は彼がいない時でも私一人でサクサク身軽にクラスにいけちゃいます♫うれしい!!!

さびしいことも、ぐったりしちゃうことも、たのしいことも、み~んなごちゃまぜの一日でした。
全然大したことしていないのに、マラウィは本当に疲れます。

おやすみなさい☆GOODNIGHT☆

Wednesday, July 24, 2013

7月15日、Dzaleka難民キャンプ訪問

 
先日、7月15日に、協力隊員のみんな及びJICAスタッフ一名と、Dzaleka難民キャンプに遊びに行ってきました。
 
 
首都から45キロのキャンプ訪問は、実は3回目なのです、私。結構行ってます。
 
今回はJICAスタッフYさんが車を出してくれる&フランス語の通訳をしてくれる、とのことで、あやかってしまいました(((o(*゚▽゚*)o)))

ちなみに、5人で訪問しましたが、3歳年下のPちゃん以外、皆さん同学年なんです。
昭和58&59年生まれっていう、今年度30歳になる、微妙なお年頃(笑)
 
 
そうそう、この難民キャンプ、みなさんが想像しているようなキャンプではありません。
キャンプ・・・というより、ひとつの街が出来上がっています。
 
 
特に、入口の看板や境界線はなく、メインロード、M1から曲がって20キロ位進むと、なんとなく集落が広がっており、それがキャンプです。
でも、よ~く見てみると、UNHCRの旗だったりユニセフの学校(?)があったり、実は難民キャンプです。
 
 
キャンプには、同行したGちゃんの任地Emfeniよりもたくさんの設備があり、街として充実しています。(ネットカフェ、床屋、レストラン、売っている野菜のバリエーション、など)

 
また、街を歩いていると、いろんな国から流れてきた難民の皆さんが普通に生活しています。
だから、「ボンジュール♫」ってたまに話しかけられて不思議な感覚です。
 
私が知っている限り、難民の皆さんは、スーダン、ブルンジ、ジブチ、ソマリア、コンゴ、などから来ている模様。だから、パッと見ただけで、顔がマラウィ人とは全然違う人たちがたくさんいます。
 
この日は、Yさんの通訳のもと、道端で知り合ったフランス語を話す男性(確かブルンジ出身)にいろいろ案内してもらいました。

 

これは、難民の住む家です。基本的に、マラウィ人の家とあんまり変わりません。
番号と?マークは、この家がそのうち撤去されて、その場所に新しいヘルスセンターが出来ますよっていう印。さすがにUNHCRがガッツリ入り込んでいるから、こういった管理は「一応は」出来ている様子です。



これは、小学校の外観。下手に田舎の学校よりも、全然しっかりした建物。
マラウィの村の学校は、もっとボロボロ。逆差別の域ですよ、これは(ーー;)



机と椅子もきちんとそろってるしね!
私がDAPPの友人と訪問してる村には、このように綺麗な机と椅子は潤沢にありません。


よく考えれば、そうだよね~。ここを訪問する前に訪れたEmfeniでは電気も水もないから、上の写真のようにテレビっていう娯楽があるだなんて・・・まぁ!恵まれていること!
ちなみに、国連の寄付だって。
この日はプロレスみたいな格闘技を放送してました。観ている人が全員男性です。


これは、新しい難民がとりあえず収容される、シェルター。10ヶ月前に訪れた時とは変わって、半分崩れています。
最後に新しい難民を受け入れたのは、1年前とのこと。私がこのシェルターを訪れたときにいた難民の後には誰も入ってきていないみたい。
ホントかどうだか知らないけどあながち嘘ではないらしい。

とある記事によると、大統領Joyce Bandaが、このキャンプを締めようとしているみたい。
難民のみんながビジネスを牛耳って、マラウィ人の雇用に悪影響が出ているから、とのこと。

う~ん、この国の問題解決のアプローチはいつも間違ったベクトルを向いている気がする(^_^;)
自分たちより優れた人が入ってきたら、技術や知識を盗んでやろう、くらいの意気込みが欲しいなぁ。マラウィ人、ヘラヘラ笑って傍観するか、僻み根性で邪魔するか、のどちらかなんですもの・・・。

だから、発展しないままなんだと思います。


 
新しい難民用シェルターですが、ここにまだ住んでいる人がいて、煮炊きなども行えます。


お気楽な日本人グループ☆彡




これは、結婚式の写真。
キャンプがコミュニティとして成立しているので、できちゃう行為ですね。
何故かマラウィ式結婚式です。この車の中に花嫁花婿が乗ってます。会場に向かうところかな!

 
躍動感溢れるロバ車の写真。後方から勢いよく走ってくるロバが怖くて逃げたはずなのに、Kくん曰く、「ロバの走る方向と同じ方向に逃げた」ため(アホですね)、リアリティ満点の一枚になりました♫
 




これは、お昼ご飯を食べた、ソマリア人経営のレストラン。
驚きなのが、電子レンジがあること。マラウィでは、一般的な家庭で電子レンジは買えません。
私の家主のようにお金持ちでないと、所有できません。
(しかし、その電子レンジ、私が1ヶ月以上借りっぱなしです(笑))


でも、ここでは、電子レンジが「あることが普通」ってな感じで置いてありました。
ためしに肉団子を食べ歩きしようと思い、一つ頼むと、電子レンジで加熱してから渡してくれました。
暖かい食べ物をTake Awayでもらえるって感覚は、1月の日本への一時帰国以来マヒしていたので、一瞬びっくりしました。
マラウィ人も、ただ僻んでばかりいないで、こういうところに転がってることを学びの機会とすればいいのに。なんだか、本当にもったいないな~。


さて、お昼ご飯はこんな感じ!
サモサ、チャパティ、肉団子、チャイ(メチャ甘いミルクティー)。そして、サラダとデザートのバナナをサービスしてくれました( ´ ▽ ` )
チャイが本当に美味しかった!スパイスとか入っていないのに、何故かとても美味しかった・・・!
ちなみに、お値段は300Kwacha(約100円)。ほかのマラウィ人経営のレストランに比べて、安すぎなくらいです。きっと、ご主人の計算間違いのおかげです、ごちそうさまでした。

*****
・・・と、一見、マラウィ人と変わらず、いやむしろ、マラウィ人より恵まれた生活をしている難民の皆さん。としめくくりたいところですが、そうはいきませんでした。

キャンプを訪問した次の日である7月16日、バスで任地に戻る時でした。隣に座ったマラウィ人のおじさんが英語が達者だったので、二人でぺちゃくちゃおしゃべりをしていたときのこと。

あたし、昨日Dzaleka Camp行ったんだよね~。って話をしました。
ら、とっても切ないことを聞いてしまいました。

そのおじさんも一度、Dzaleka Campに行ったことがあるそうです。
深夜11時頃、皆が寝静まった頃に、車で到着すると、エンジン音に反応した難民たちが「何が起こったのだ?!!!」と警戒して、皆さん家から飛び出してきたそうです。

「あの人たちは、危険と隣あわせの戦争の状況が肌身に染み付いているんだね~」
と平和な国、Warm Heart of Africaのマラウィ人のおじさんは言いました。


パッと見、そこそこ楽しそうに暮らしていると見受けられる難民たち。
心の底には、生きるか死ぬかの瀬戸際を体験した時の傷が深く刻まれていることでしょう。

話してくれたおじさんの、のほほん具合と対照的すぎて、切ない。

布ナプキン講座:Emfeni編

 
 
 
7月10日&11日、わが同期のGちゃんの任地Emfeniで、布ナプキン講座をしてきました。
 
Emfeniは、同期の中では最も田舎です。彼女の家には水道はありますが、電気はないのでJICAよりソーラーパネルが支給されています。雨や曇だったら、ライトがつかないし、パソコンの充電ができない、太陽の「こんにちは加減」に左右される生活です。水については、街だったら使用した分請求書が発行されますが、田舎でモニタリングする人手が足りないのか、年間2000Kwacha(約700円)という破格の値段で使い放題だそうです。
 
てなわけで、Gちゃんは田舎隊員だ~!って半分からかってたら、仕事という名の下Emfeniに招待されました。出不精の私ですが、先方からの念入りなアタックに心が動かされたというのもあります(笑)
 
さて、Emfeniへのアクセスについて。マラウィは南北に細長い国ですが、国土を縦断する形でメインロードが通っています(通称M1)。M1沿いのNkhameynyaという、我が任地から1時間40分ほど離れた街でバスを降り、自転車タクシーで1時間ほどで着きます。
一応KIOSKのようなお店が数件あるし、ヘルスセンターもあるし、きれいなおうちもちょいちょいあります。2件ほど、ソーラーパネルでテレビが見られるおうちがあるそうです。
協力隊員が数年入り込んでいるので、皆さん援助慣れしており「お金くれ」「ものをくれ」の攻撃が激しい様子。


 

Gちゃんちに着くと、猫ちゃん3びきがお迎えしてくれました。上の写真の彼女は、Chipatalaちゃん。病院でもらったので、現地語の病院ということで、Chipatalaという名前になりました。通称チパちゃん。以前うちの家主がもらってきてくれた今は亡きニャン吉くんに似てるので、より可愛く感じます。
夜中トイレに起きたら、三匹がトイレに行こうとする私の足元に「にょろにょろにょろにょろ~~~」っとまとわりついてきた時が一番可愛かったかも( ´ ▽ ` )

 
 
さてさて、猫ちゃんたちに挨拶をしたあとには、ナプキン教室の前日打ち合わせため、小学校へ。
次の日から通訳として二日間お世話になるPEA(Primary Education Assistant?小学校の経営をモニタリングするおばちゃま)のおばちゃんにナプキンの使用法、利点、当日の流れを説明しました。
 
彼女、教員養成の短大を卒業する前、実は私と同じ村落開発の畑にいたそうです。私のオフィスの同僚と同じ、生活改善普及員さんの短大も卒業しているそうです。
だから、私が提案した布ナプキンをとっても喜んでくれました。(地産地消でき、衛生面や快適さにも長けるという点で)
 
上の写真は、私がオフィスの同僚から教えてもらった、布ナプキンの作り方(現地語バージョン)を髪に書き写す、おばちゃま。


 
 
 
さて、ナプキン講座の当日について。
朝8時半、自転車タクシーのおじいちゃんが迎えに来ました。1時間ちょっとかけて、目的のVazalaという村へ。私と通訳のおばちゃんは乗ってるだけですが、Gちゃんはスイスイ自転車を漕いでました。彼女のスタミナもすごいものです。
 
途中、5年前にライオンが男性を食べて頭だけ残っていた、という曰く付きの道も通りました。
皆さん、夜間には気をつけましょう。
(ちなみに現在は森林伐採が進み、ライオンはいません。でもハイエナくらいは出ると思います)
 
 
 
10時前に、会場であるVazalaの小学校に到着。私たちが講座を行ったのは、CBOに対して。
CBO:Community Based Organizationは、エイズが爆発的に増えたことで国が奨励した互助会みたいなものです。エイズ陽性者がグループを作り、各々に政府が外国からの寄付を渡すための利便性を考慮して作られた体制です。現在では、エイズに関わらず、以前私が働いていた活動先のように、パンを焼いたりバッグを作ったりして収入創出活動を行っているところもあります。
 
上の写真は、CBOをまとめるリーダーの男性方。普段はタバコやメイズを作る農民ですが、ボランティアでCBO経営に携わっています。
やはり、村の食糧事情は街よりも悪いです。お肉や様々な野菜を手に入れるのが難しく、男性は揃ってみなさん頬がこけていました。。。
 
事前にGちゃんが、時間に遅れないようにと強いほどの念押しをしてくれていたので、皆さん予定よりも早く集まってくれました。40人ほどのおばちゃまたちが今回のターゲットです。
 
事前に、可能な限り布や裁縫道具を持ってくるように指示を出しましたが、持ってきてくれたのは、ほんのひと握り。想定内ですが、ちょっと残念。たとえ道具を忘れても、白人が予備を用意してくれてるだろうって甘い考えが強いみたいで。
 
JICAのお金で買った材料を皆に配り、Gちゃんのお裁縫道具をおばちゃんたちに貸し、布ナプキン講座はスタート。
 
 
通訳のおばちゃんが、布ナプキンをすごい気に入ってくれたこともあり、テキパキさばいてくれました。おかげで、40人という大人数をどうにかGちゃんと3人でさばくことができました。
参加者の反応もとっても良く、みんな興味津々でお裁縫をしていました。
やっぱり、日頃膣の中に布切れを入れるしかないっていう状況は、しんどいよね、マラウィの女性たち・・・(>_<)布ナプキンにくいつく気持ち、わかりますとも!
 



あ、ちょっとおもしろい写真が手に入りました(*゚▽゚*)
上の写真は、切った糸がなくならないように、頭の上に巻きつけている女性です。
黒人の髪は日本人のようにまっすぐではないので、こういう時に役に立つのです( ´ ▽ ` )


休憩中のGちゃんと、自撮りショット(´・ω・`)



CBOの寄付による、お昼ご飯のSima。これ、40人分です。


 
これは、完成した布ナプキン。柄がめちゃくちゃ派手なのは、いろんな布のハギレで作ったから。
見た目はどぎついけど、機能性は良し、なはず!(^-^)

二日間かけて、布ナプキンは予定よりちょっと早く終了。
なんと、うれしいことに、参加者の皆さん、私たちの知らないあいだに、感謝の気持ちとして、布ナプキンの寸劇を用意してくれたのです( ´ ▽ ` )

出演は、CBOのリーダーの男性二人と、参加者の女性二人。夫婦ふた組みの設定。
奥さんふたりが布ナプキン講座に参加するんだけど、一方の家庭の旦那さんが、「お前、昼ごはん俺に作るのをサボって、どこに行ってたんだ!!」と激怒し、奥さんはしどろもどろ。
そこで、もう一方の夫婦が登場。このふたりは、夫婦で布ナプキンの有用性をシェアし、旦那さんにも理解をいただいている設定。
彼らが、起こった旦那さんに布ナプキンの良さを教えてあげる。

っていう劇でした☆


「布ナプキンという新しいことを始める時には、家族の理解も得ましょう」って教え、です。
寸劇なんか、お願いしていないのに!!
嬉しくて泣きそうになった~!!!
はるばるMiddle of Nowhereの田舎に足を運んで本当に良かったと思える瞬間でした。

 

 
 
布ナプキン講座を終えたあとは、「慰労会」ってことで、Gちゃんがホロホロ鳥を絞めてくれました♡
きゃ~!ありがとう!!Gちゃん!!(*゚▽゚*)
日本の皆さん、ホロホロ鳥って知ってますか?なんか、フランス料理なんかでメニューあるみたいですね。マラウィでは、鶏よりも耐性が強いので、ほっといても割と平気に育つ鳥って立ち位置です。

マラウィ人的には、「お客さんが来たというのにホロホロだなんて、失礼だよ!」って感じならしいですが、私は物珍しさが優先し、Gちゃんに絞めてもらいました。
 
疲れたけど、無事に終わったということで一緒に飲んだビールはとても美味しかった!
そして、ホロホロの水炊きも美味しかった!味はほとんど鶏と同じ。ちょっと脂が少ないかしらっていう程度の違い☆
 
今回は、ガチの業務でお邪魔したEmfeniでしたが、今度は完璧なプライベートでお邪魔する予定♫ひたすら猫とゴロゴロしてお菓子を食べて、その頃には完成しているだろうドラム缶風呂につかるっていう予定です(((o(*゚▽゚*)o)))
現在妊娠中のChipatalaちゃんの出産シーンにうまく予定が合わせられるといいなぁ!( ´ ▽ ` )
 
 
てなわけで、Gちゃん、お疲れ様でした(´ω`)
 
 
 

 




















超絶な格差


 昨日という一日は、いつもに増して教育の大切さについて考えさせられました。

例によって(えっへん!)、15キロ離れた村にDAPP皆さんと一緒に行き、ナプキン普及活動を行ってきました。
12時過ぎに出発し、2時前に到着し、2時から一時間識字教育をDAPPのメンバーが行い、3時から4時まで私がナプキン講座を行うのがここ最近の流れになってきました。
上の写真は、昨日いった村とは別の場所ですが、このようにして細々と授業が行われています。

授業の内容は、本当に基礎的なものです。
*こんにちは、などのあいさつ
*あなたの名前はなんですか
*どこからきましたか
程度のもの。

でも、村人たちは、いくらノートに書き写しても次の週に私たちが訪問した時には忘れてしまっている人が多勢です。昨日の授業も例外ではありませんでした。

何度も何度も「Good afternoon」「How are you? I am fine.」の綴りと挨拶を教えても一見変化がほぼ見られない生徒さん(主におばちゃまたち)に、Kちゃんは、がっくりへんこんでいました。
私がここにいる意義は一体何だっていうのさ、と考えてしまったそうです。

生徒さんの理解度は、クラスや先生によって変わってきますが、私がたまにお邪魔している街の中心地にあるクラスの生徒さんは、政府支給の教科書があるおかげか、もともとの基礎力があるからなのか、もうちょっと高度なことを学んでいます。

私も彼女の立場だったら、何度も同じことを繰り返すだけのクラスにモチベーションが失われてしまうだろうな。
今日から明日オフィスの同僚と話す機会があったら、彼らの理解度の低さの理由を聞いてみようと思う。

ちなみに、同じような障害にぶつかった人が言い始めたのか、単なる偏見が生み出したのかはわからないけど、こんな話を聞きました。
白人と黄色人種よりも、黒人の知能が低い、と。

事の真偽については、私はわからないけどね。多分そんなことはないと思うけどね。
10年以上前に何かで読んだことがありましたが、1週間ほど前に某アジアの先進国の方からも聞きました。こういう話が普通のこととしてまかり通る現実、悲しいよなぁ。でも、ものすごく遅々として進む授業を見たら、「そう言いたくなる気持ち」は、経緯としては理解できる。

だって、「こんにちは」の会話の流れをノートに書き写すおばちゃまたち、滅茶苦茶ペースが遅いんですもの。
これには、色々な理由があるんだろうけど。

*字が書けないので、まずはアルファベットを何回も書く練習が必要
*文法がわからず暗記をするのには問題があるのか
*DAPPボランティアは識字教育のプロではない
*本来いるべき教師が何故かこない
*政府のサポートがほぼ全然行き届いていない(これは私のオフィスの仕事です、ごめんね)

結局のところ何が言いたいかというと、この国に来て、教育の大切さをとっても感じるってこと。
教育を受けて、英語が話せないと、この国では現金収入を得るのがほぼ無理です。
一生を、野菜売りのおばちゃんとして過ごします。
野菜は、とっても安くてとてもそれだけでは家族を養うことができません。
子供を学校に入れるのは、無理です。
少ない収入を少しでも増やすために、野菜の量を増やし、労働力を補充するために益々子供を産みます。そして、文字の読み書きができない人口がさらに増えます。


逆に、教育をきちんと受けて、倍率の滅茶苦茶高い就職戦線を勝ち抜いたら、現金所得を手にれることができ、子供を学校に入れたり、スマートフォンのようなものを持ったり、インターネットのアクセスがあったり、そこそこ裕福に暮らすことができます。

教育を受けるのと受けないのでは、日本では考えられないくらいの格差があるのがアフリカです。




昨日は、その格差の衝撃がとても大きかった日です。
上の写真は、家主のお孫さんのCちゃんとKちゃん。パパが某国際機関にお勤めする都合で、ナイジェリアに住んでいますが、時たま里帰りでおばあちゃんである家主の家に遊びにきます。
疲れきって、ヒーヒーの私を出迎えてくれたオアシスちゃんたちです。

どうやら、二人共インターナショナルスクールに通っているのか、英語がとっても綺麗です。上の子は、フランス語も話せるみたいです。でも、親御さんとしては、マラウィ人としてマラウィに戻ってきた場合のことも考え、マラウィの公用語であるチェワ語を家庭で話している様子。マラウィ北部だけで使用される、我が任地の現地語、トゥンブカ語は話せないそうです。

無邪気にキャッキャキャッキャはしゃぐ女の子達。
彼女たちの側で、近所に住む男の子達がサッカーをしています。
でも、そこには絶対的な格差が・・・。
彼女たちは、ハイレベルな学校に通い、きっと自分たちと同じような超エリートの男性と結婚し、親御さんと同じようなリッチな生活を歩むんだろうな。
でも、横でサッカーをしていた男の子達は、小学校を卒業できるかも危ういし、その後、仮に仕事につけたとしてもお給料はものすごく少ないだろうし、飢餓やエイズ、悪質な医療、など様々なきっかけで長生きはできないんだろうな。

こういうのって、ほぼ、どういう家庭に生まれてきたかったいう運に尽きるよね。
確率論っていうか。
いや~、恐ろしい!!先進国だったら、多少所得の低い家に生まれても自ら奮起して這い上がることは可能。
でも、マラウィでそれはとっても難しいのです。

一日で、世間の上の階層と、下の階層両方を見てしまって、その格差の大きさにただただ残念な気持ちを感じるだけの私です・・・。