Tuesday, July 9, 2013

マラウィに来て一番疲れた日

 
 
今日は、マラウィに来てから一番疲労を感じた日でした。
なぜならば、15キロにも及ぶ上りの道を自転車で頑張ったから。
DAPP(デンマークの援助機関)のボランティア3人組と一緒に彼らの活動先の村に行ってきました。布ナプキンの紹介のためです。

本当に、本当に、しんどかった。。。前日、不安であんまり眠れなかった。
だって、以前総スカンされた活動先には10キロ弱の道のり。私、人生でそれ以上の距離を自転車でこいだこと、なかったんですもの~!!!
 
でも、行って良かった、と心から思います。
普段どんなにしんどい思いで友達が通勤しているかわかったし、辺鄙な場所にこそ、布ナプキンのニーズはあるんだよね。街では、市販のナプキンは買えるし、ナプキン代わりのコットンだって、買えるし。でも村では、全然買えないみたい。
婦女子の皆様、普段腰に巻いてる布、Chitenje(チテンジ)のハギレを膣の中に入れてどうにかしてたり・・・結構苦労されているみたい。
だから、私が現地語&英語で布ナプキンの利点を説明したら、皆さん大変興味を示してくれました。うれしかった~!(((o(*゚▽゚*)o)))
 
任期が残り半年を切り、生活に慣れて時間の使い方がダルダルになっていましたが、最近、なぜ自分がここ、世界最貧国のひとつ、マラウィにいるのか、を考えるようになりました。
日常の面倒くささでつい忘れがちになるけど(実は、とってもマズイ、この鈍感力は)、現地の方の生活を向上させるため、だよね。
自分の中で再認識を図りました。ら、自然と生活でしなければならないことの優先順位がクリアになった~!
要は、前よりも精力的に活動を頑張ろうってこと。
 
本当は、村までの15キロという距離、我が任地の標高1680メートル、という二つの要因を考え、ちょっと自堕落に生きてきた自分には無理じゃないか、と諦めそうになりました。
が、自分がここに来た目的&Missionに立ち返りました。
グループを訪問して得られる村人への利益・自分の経験値と、チャリンコをこぐだるさ、を天秤にかけた結果、勇気を出して訪問することにしました(笑)
 
 
にしても、しんどかった~。心臓破りでした、マジで。
途中、自分が給料ももらわず、なぜそこまで大変な思いをして人のために働いてるんだろう、と一瞬考えました。
ま~、やっぱり、こういう人助けの仕事、好きだからなんだけど。うふ。
 
途中の坂では何度も自転車を引きながら歩いて登りました。
「焦らなくていいんだよ~」優しく声をかけてくれた友人に本当に感謝。
あの場で、「おせ~よ」という雰囲気が少しでも流れたら、私の心は萎えて、マジで泣いてたか、踵を返して家に帰ってたと思います。
 
自分が日本に帰って社会人として職場に復帰したら、辛そうにしている同僚には絶対冷たい言葉をかけないぞ、と誓いました。
 
国際援助というフィールドにOLから戻ってきてから、こっちの世界では、ものすごく思いやり精神に溢れる人が多いです。人のために身を粉にして働く、というミッションだから、自然とそう言う人が集まってくるのだけど。そういう人と仲良くなれることで、とても勉強になります。
私、もともと、ものすごく自己中心的な人間だから、学びがとても多い。
 
上の写真は、大体中間地点で小休憩をして撮ったもの。
もうね~、汗が額から滴り落ちて、日焼け止めと混ざって目に入って、とてもしみるのよ・・・。
週に4回この距離を通っている彼らを私は尊敬します、マジで。
 
てかね~、田舎の地域に行くときに感じることがある。
どんなに辺鄙な場所でも、学校がある。
「Middle of nowhere」ってな場所にも道があって、生活の場所がある。
人間って・・・なんか、すごいね。
ほんと、漠然とした言葉しか出てこない自分が悲しいとこだけど。
 
さてさて、村に到着しました。
私が担当するのは、成年識字教育のクラスの女性たち。
男性の生徒さんも少数いるのだけど、彼らには男性の先生と一緒に、布ナプキンの話をする時には退出してもらいました。
マラウィでは、日本以上に、生理に関する話を男性の前でするのは、タブーなのです。だから、私が男性の前で女性たちにナプキンの話をしたら、全然本音の感想が出てきません。

クラスは2時に始まる予定ですが、先生と私たち以外、時間通りに来る人はいません。
1時間くらいたって、総勢7名の女性が集まりました。「奇跡的に多い数」とのこと。
上の写真のように、しっぽり授業が進むのです。

この日は簡単な挨拶。
こんにちは、名前は何ですか?出身はどちらですか?何歳ですか?
などなど。首都は大都市を除けば、このような簡単な会話すらできない人がゴロゴロいるのがマラウィです。
2006-2007年に滞在していたカメルーン(私がいたのは、国民の20%である英語圏でした)とは対照的。当時、英語ができない人にはほとんど遭遇しませんでした。一度働いていた農場でひとりの女性にあったけれど、正直そのとき「英語がしゃべれないでどうするんだろう・・・」驚いたものです。
でも、マラウィではそれが普通。

この差は、一体何の理由があってのことなのか。実は、これしばらく私の中の大テーマでした。
でも、奇跡的に、本日同行した3人の前任者の家に遊びに行った時に、DAPPのカメルーン人のスタッフと合うことができました。しかも、彼も英語圏20%の出身でした。
このタイミングを逃してはいけない!!!!と私は、彼にこの差はなぜ生まれるのか、聞いてみました。

どうやら、教育制度に問題があるようです。
カメルーンでは、小さいうちから英語教育が始まります。私がお世話になっていたおうちでは、5歳の女の子ですら、私が話している英語を理解できました。
街を歩いていても、私が触れたほぼ全ての人が、流暢に英語を話していました。
どっこい、ここ、マラウィ。我が任地Mzimbaは、一応県庁所在地ですが、道で野菜を売ってるおばちゃんたち(要は私が普段町で目にする人)は、「How are u? I am fine」くらいしか話せません。
マラウィは学童年齢がある程度進まないと、英語を学ぶシステムではないから、英語を学ぶ段階の前で、お金の問題や、教育への親御さんの意識の低さで学校に通えなくなる生徒がとても多いのです。

これが唯一の理由ではないけど、大きな理由ではあると思います。

マラウィという小さな国では、現地語だけ話せても、現金所得に結びつく仕事に就くことは絶対できません。だから、識字教育(特に英語)は、重要なのです。



 
さてさて、2時半から3時半まで識字教育が行われている間に、他の二人の活動を外のグラウンドに見に行きました。小学校のグラウンドで、情操教育の一環として球技を教えているみたいです。
小学校の先生が通訳になって、手とり足取り教えます。
 
私たちが訪問したこの村、街から10キロ以上も離れているのに、英語を話す先生がいます。
英語ができる人に会うと、正直ほんとにほっとしてしまうんです。
なんか、教育って、人間の根底にあるものなんだなって、つくづく思う。

さてさて、3時半を回ったところで、15分ほどお時間を頂き、布ナプキンを紹介なり~♫
事前準備として、布ナプキンの利点、材料、紹介する理由、必要事項の全てをカウンターパートのNさんに現地語に直してもらいました。
それをフリップチャート(でっかい紙)に、出発前の15分前、要点をかいつまんで、殴り書き(あ、急いで書いたって意味ね。)。本番に臨みました(ここでも、いやなことをあとに回してしまう癖が出た・・・)。


ちなみに、本日話した内容は以下の通り
1.布ナプキンの利点
まずもって、快適だし。
洗って使えるから、ナプキンやコットンのお金かからないし、体を清潔に保てるし。
作ってうれば、お金も稼げるし

2.材料
古いチテンジ、古いシャツ、ズボン、など吸水性のあるコットンならなんでもいい。
タオル生地(血を吸うため)、ボタン、針、糸、以上。

3.紹介する理由
上記の衛生面に加え、11月頃から発生するとされる、飢餓対策のため。
今年は雨がとても少なく、トウモロコシの収穫が場所によってとても少なかったことを以前このブログで取り上げました。
飢餓が起こると、自分の家で取れたぶんのメイズがなくなり、どこかから買わないといけません。だから、現金が必要になる。村にいる女性たちは特に、自給自足に近い生活を送っているので、現金所得がとても貴重になるのです。

こ~んな感じ、へへ。
材料はこちらで用意するのですが、参加者にもなるべく持ってきてもらうようお願いをしました。
Self reliance万歳でしょ~。モノとお金を上げるのが私の任務ではない。
スキルを伝えるのが私の任務ですから。


うれしいことに、皆さんすごく興味を示したくれたので、来週の月曜日から布ナプキン講座を行うことになりました。
なぜ私が布ナプキンをメインの活動にしたかというと、私自身、経血がジュワっと漏れる感覚がとっても不快で耐えられないから。本当にこの感覚が嫌だから。
日本の高性能の生理用品でさえイライラする私。布のハギレをいれただけのマラウィの生理事情のイライラ度はいかほどのものか、っていう点で、とっても同調できるんだよね~。



さてさて、そんなこんなで4時になり、1時間かけて皆で街に戻りました。
行きが登りな分、帰りの下りが楽・・・だったはずなんだけど、急勾配&坂の長さゆえ、これはこれで、ちょっとしんどかった。
スピードが出過ぎて転びそうになるし、スピードのコントロールが難しいし。
行きよりは楽でしたが、これはこれで疲れました。

道の途中でDAPPの3人と別れたあとは、一気に気がゆるみました。
いつも通勤で使ってる道なのに、ペダルの重さが3割増で、ものすごくチンタラチンタラこいで家まで帰宅しました。

脳の機能が数分の1に下がった今、ぼやっと思うこと。
今後の未来にどうつながっているのかわからないけど、私、人に出逢う運にとても恵まれたな、と。
このタイミングで今の任地にいなければ、DAPPのボランティアのプロジェクトが始まるタイミングとは合わなかったし、Peace Corp(アメリカのボランティア)だって、しば~らく我が任地に入り込んでいなかったらしいし。
DAPPの人たちと出会わなければ、ブラジルではリオじゃなくてもどこでもサンバをやるんだとか、ペロポネソスはギリシャの南部にあるんだとか、スロベニアはユーゴスラビアの一部だったとか、わからなかったよな~(笑)
彼らと一緒に活動出来ること、本当にプライスレスです。
惰性で日本にいたら、こんな世界各国の人達と出逢うことなんてなかったものなぁ。
不思議なくらい素敵な出会いに恵まれてるので、何か、良い形で未来につながることを信じています。


ところで、今週は同じMzimba県内にあるEmfeniという町に3日間滞在し、布ナプキン講座をします。協力隊の同期が住んでいる村です。ご招待されちゃいました♡
その後、難民キャンプに訪問したり、やることずくめですが、今は疲れきって、何も1週間の旅行の準備ができません。

ただ、自分のテンションを上げるために、足と手の爪を、日本でおばあちゃんに買ってもらったマニキュアを塗りました。
今日は本当に疲れた・・
おやすみなさい。

Saturday, July 6, 2013

ちょっとずつ、Pachoko pahoko、進んでいます


7月5日:本日の活動

 

今日も、マラウィ人に振り回されながらの一日だった。いい意味でも悪い意味でも。

割と、動きの多かった日だと思う。

 

朝9時、街にて両替。最近、ドルとのレートはUD=MK340程度に安定しているみたい。

時間がかかるかと思えば、待たずに出来ました。

 

※そうそう、わかりやすく説明すると、昨年4月に大統領がなくなりました。それによって現在のJoyce Banda大統領に代替わりがありました。大統領が変わる前は、正規レートが為替レートがUSD=MK170くらい(確か、固定レートだったはず)で、闇レートがUSD=MK250くらいでした。経済のことについて私はとても鈍いので、詳しい理由はわからないけど、元大統領の政策がグダグダだったことで、経済はグダグダ。マラウィ内で外貨が足りなくなりました。そのおかげで、特に、貴重な輸入品である、車の燃料が輸入できなくなったのです。だから、任地へ向かうバスの本数が減ったり、質の悪い闇市場での油を使用することで、車のエンジンを傷めてしまったり・・・と、問題がアリアリでした。

一方、大統領が変わって、通貨の切り下げが行われました。すると、MK(Malawi Kwacha)の価値はみるみるうちに下落。Maxだと、今年の四月くらいでしょうか、USD=MK430程度まで落ちてしまいました。もちろん、MKの価値が下がったので、街で売ってる全ての輸入品の値段も上がります。私たちは米ドルを持っているからいいものの、普通のマラウィ人たちには、大打撃だよね。本当に可哀想な状況なのです・・・。それでも、紛争や大規模な暴動が起こらないのは、マラウィ人の特性がとても穏やかだからだと思います。

MKがどこまで下がるんだろう・・・と皆注目していたら、4月に入ってからでしょうか、下落が収まりました。輸出品であるタバコの収穫があったからとのことです。現在はUSD=MK340くらいで安定しています。

ま、これからどうなることやらって感じですけど☆

 

両替後、成人識字教育の先生であるAくんが来る予定だったけど、来ず。電話してみると、「やっぱ、午後に行くわ~。」とあっさり言われました。予定を変えるなら、前もって言って欲しいし、そもそも、きちんと連絡して欲しいし・・・。Aくんは日本の援助団体で働いていたことがあるのだから、そのへんの感覚をわかっててくれてもいいとは思うのに・・・などなど、思うことはたくさん。

お昼をまたいで3時間半ほど、オフィスで待つ・・・。JICAへの報告書をタイプしながら、Skypeで友達&マミーとチャット。

マラウィにいると、人との約束、バスの出発時間、などなど、待ち時間が異様に多い。この空白な時間がなければ、マラウィは今よりもう少し発展していたはず・・・考えるだけ不毛かもしれないけど。チャットしている日本の友人は、半端なく忙しそう。まさに「忙殺」されながら、私とチャットしていました。マラウィとの比較をし、一人シュールな気持ちになってました・・・。

 

ら、DAPP(デンマークの機関)の友達からメールが。「明日お昼に予定していた、月曜にある布ナプキン講座についてのランチミーティング、できなくなりました。ムズズ(ここから100キロ離れた街)に行く予定が今日から明日になってしまって。良かったらSeiko Seiもおいでよ~!」っていう、内容。そんな前日に誘われても行けるわけないじゃん・・・!ていうのは、日本人の感覚で、こっちにいると、あながち彼女の誘いに乗っちゃえる自分もいるんだよね。今回はちょっとお断りしたけど。

マラウィの締まりの無い時間の感覚に流されているDAPPの友人に、ちょっとププってなりました。(私も、よくこういうの巻き込まれます、という意味で。)

 
 
 


さてさて、そのうちAくんが登場。私、今日は怒りましたよ。彼が来るまでオフィスの前で腕を組んで仁王立ちして待ってた。さすがに、Aくん「ごめんごめん」と謝っていましたが(笑)でもね、これ、ちょっとした愛のムチなんですよ。どうやら、彼、政府が韓国もしくはクウェートに労働者を派遣するプログラムの一員らしく、政府の準備が整ったら(いつになるのかは、ちょっと謎だけど)、3年間どちらかの国に行けるらしい。先進国のビジネスでマラウィと同じような時間の感覚で動いていたら、早々に総スカンをくらうことが目に見えているので、今から少しずつ慣れてもらおう・・・という老婆心ゆえです。
 
※写真について。先生たちのトレーニングの時に撮影したもの。左から2番目がA君。

 

本日の議題は、次回以降の授業で行う内容について。前に話した時に、現金所得を得るためにも、Group Savingを始めたいとのこと。

※マラウィで行われているGroup Savingとは、グループのメンバーが週に一回決まった額のお金を持ち寄り、そこにある現金を、メンバーの誰かが全て借ります。1ヶ月後、決められた利息(20%が定番)を上乗せした額を返済します。年度末には、利息分のお金が合わさったものをメンバーに配分します。利点としては、大きな額のキャッシュをほかの金融機関よりも安く借りることができる、利息分が利益になる、ということです。

 

彼は、Group Savingのやり方を詳しく知っているそうなので、Group Savingを何故進めるかの理由付けを彼は提案してくれました。材料は、下の写真にある彼が高校生の時に使っていた教科書から。彼が目をつけたのは、左のページにあるSmall business expansion。私は、言いたいことを整理&あった方がいい情報の肉付けをしました。基本的な方向性は、やはり現地の事情をよく知っているA君にお願いしたかったので。
 
 
 


Aくんは、基本的なIQが高いのと、日本の援助機関で働いていた経験があるので、ものすごく話がスムーズに進みます。私のカウンターパートであるNさんと話している時と同じくらい、快適な速さで会話が進みます。時間にルーズなことを除けば、彼との仕事は楽しいな♫と、るんるんな気分でいたら、人生そんなに甘いものではないのですね、二人の議論は見事に中断されました。

 

うちのオフィスの秘書であるおばちゃんSさんがA君に「お腹すいたから、ファンタとパン買ってきて」とお使いをお願いしたのです・・・はぁ~~~~。22歳の彼は42歳のSさんのお願いを断れる訳もなく、議論がストップ・・・。

人が大事なことを話しているのに、彼女の中ではそんなのは大きな問題じゃない・・・という感覚の違いにイライラしながらも、空白の20分を耐えた私。

 

しかし、それだけでは終わらなかった。お使いから戻ってきたと思いきや、上司の家に玉ねぎを届けなければいけないから、Seiko Seiの自転車を使って行ってきて、と。

ほかの人に頼めばいいのに、しかも「彼はお使いのための若い男の子」としてオフィスに遊びに来たのではなく、政府から管轄されている「成年識字教育の教師」として授業の打ち合わせに来ているのに、彼女はあまり気にならないみたいです。

 

そこで、私の堪忍袋の緒がブチっと切れました。Aくんが2回目のお使いに出たあと、疲れたから帰るわ、と言いながら帰宅準備をするSさんに私は物申したのです。ざっくり言うと、上記の内容を。でも、Sさんは適当な言い訳をヘラヘラしながら言っていました。うんうん、マラウィ人って怒られることに慣れていないようので、こちらがたまに怒ると、このような反応を示してしまうのだと思います。(あくまで、異文化の比較という意図での描写です)

 

そもそも、文化の違いもあるから、こちらの言い分を100%わかってもらうことを期待しているのではなく、私は怒っているんだぞというのが伝われば満足なのですが・・・ははは。

アフリカで記者をしていた知人より「彼らはこちらが怒らなければ分かってくれないから、本気で伝えたいことがあれば、怒りなさい」という2006年に頂いたアドバイスが今でも生きています(笑)

 

Aくんが戻ってくるまでの空白の40分間・・・。彼の出してくれたアイデアをうまくまとめあげる時間ができたから、良かったんだけどね。結果オーライ!まぁいいか!えへへ(*´∀`*)

 

ではでは、本日話し合って決まったことを忘れないように残しておこうと思います。

 

「ビジネス(ここでは所得向上、という意味合い)について」

 

1.なぜ(収入創出活動)ビジネスを行うのか?

2.Group Savingのやり方について

3.Groupを作って集団ですることがなぜ大事なのか

 

 
この三つを説明し次第、Savingに取り組む。
順調に進むようであれば、次の段階へ。どんなビジネスを始めたいのか、メンバーに一人ずつ聞いてみる。
そのビジネスは、今のマーケットでの需要があるのかどうかについて話し合う。(
Market Research Forecast)
その後、可能であれば、Financial Plan(日本語で固めに言うと、収支予想みたいな?)に取り組む。

 

 

こんな感じ。これからどう進展していくかわからないけど、計画だけはバッチリ練りました。A君からもOKをもらったあと、businessについて学んだあとは、エイズについて学ぼう、という話になりました。

というのも、前回クラスに行って現在抱える問題を生徒さんたち(中年のおばちゃまたち)と話し合った時に、病人の面倒を見なければいけないから出席率が低い、という問題が明るみに出たのです。そして、Aくんは短大でエイズ予防について学んだ、という理由もあってのこと。

 

A君とこれからうまくやっていければ、成年識字教育クラスでの活動は、充実したものになりそうです。

 

 

・・・どっこい、私の活動はそれだけでは終わらなかったのです。A君との打ち合わせを終えたあと、街の中心部にあるゲストハウスへ自転車ステファニー号で疾走。

新しく、Group Savingをやる集まりができたとのことで、行ってみました。・・・ら、ゲストハウスのオーナーでもあるメンバーの女性一人が残っていました。

「今日は間に合わなかったけど、毎週火曜日、木曜日、金曜日にそれぞれ3つのグループが活動しているから、ぜひおいでね」とのこと!わ~お!一気に三つも活動先が増えるかもしれないってこと・・・???布ナプキン普及率、上がるかもしれないってこと・・・?ちょっと、テンションが上がりました。

 

マラウィでは、このように、予期しないちょっぴりうれしいこともたまにあります。グループ訪問には間に合わなかったけど、とても大きな収穫でした♫

 

というわけで、皆さん良い週末を。
私は、月曜日に片道15キロの心臓破りの上りの道を自転車で漕いで、布ナプキン普及活動に勤しむという任務があります。DAPPとの事前ミーティングもなくなったみたいだし、週末は一歩も外に出ないでひたすら体力を温存しようと思います。要は、引きこもり生活ってことですね!

Wednesday, July 3, 2013

本日の活動:ビジネス講座

 
 珍しく、私が活動している写真がでに入ったので、ブログをUpしようと思います。
今日は、ナプキン作りがひと段落したグループで、ビジネス講座を行いました。
 
内容としては、行商をする時の、販売価格のたて方について。
販売価格=原価+利益ですよ、ということ。ざっくり言うと。
 
とても単純な事なんだけど、上記のような概念を普段持っていない方たちが多いので、ひとつひとつくだいて説明をしなければいけません。
 
OLの時の経験が少しは生かされていますね(笑)
 
わかりやすい例を出すと、フライドポテトのビジネスです。
お芋と調理油で1500Kwacha使ったけれど、1000Kwachaしか売上がなければ、損失しか発生しない。入ってきたお金よりも、出て行ったお金の方が多いから。
 
同じ材料を使って2000Kwachaの売上がでるような価格設定ができれば、良し。
出て行ったお金よりも、入ってきたお金の方が多いから。
 
そこで、これまで取り組んできた布ナプキンに焦点を当てる。
布、タオル生地、ボタン、糸、及び、作業に要した時給を換算し、原価を求める。
あとは、それに利潤を上乗せして、販売価格を決めましょうっていう感じ。
 
ずっと前から考えていた内容でしたが、昨日オフィスで一番偉いおっちゃんに内容を全てチェックしてもらい、OKをいただきました。
英語から日本語に直す時間がなかったので、英語でフリップチャートに急いで書いて、ワークショップに臨みました(いつも、面倒くさいことを後回しにする悪い癖があります、私、へへ)
 
このグループは、割と所得が高い方が集まっているので、英語の理解力が高くなります。
しかし、全員が全員、流暢なわけではないので、英語が達者なメンバーに通訳をお願いしました。
・・・が、通訳するまでもなく、メンバーは私の英語(及び、1割の現地語)を理解してくれたらしい。
 
意外でした(^_^;)
 
 
 今日は、同期であり、同じ職種のKちゃんが私の活動を見学しに来てくれたので、私の写真をたくさん撮ってくれました。普段は自分が周りの写真を撮るばかりですし、周りに頼もうと思っても、デジカメの使い方をわかる現地人はほとんどいません。Kちゃん、ありがとう。

 見よ、この写真。私、自分がこんなにも真剣な表情をできるだなんて、知らなかった・・・!!
見よ、Seiko Seiの本気を!!(笑)

ビジネス講座は短時間でしたが、ちょっとした緊張で前準備で、終わったらクタクタになりました。
でも、楽しかった~!!!(*゚▽゚*)
自分の仕事含め、マラウィでのPeacefulな毎日が愛おしくてたまりません。
あと、半年弱。一秒一秒を大切に過ごしていきたいです。

Thursday, June 6, 2013

Sくんのオフィス訪問

先週末の異業種隊員の任地訪問に続き、もう一丁!行ってまいりました☆
首都に上がってきたからには、しなければいけなかったこと。
そう、Sくんのオフィス訪問です。

先日のブログに投稿しましたが、母屋に住んでいた、家主の甥っ子であり、私の弟分であるSくんが、首都にある韓国のNGOに就職しました。
私と同じ、村落開発普及員としての、人生初めての就職です。

これまで就活に苦心している姿を見てきたので、Seiko Sei姉さん、こりゃ一度足を運んで様子を見てこなければ・・・と思ったのでした。

というわけで、本日先方へのアポなしで(勿論Sくんだけにはしたけど)、オフィスに遊びに行ってしまいました~( ̄▽ ̄)
どんだけフラフラ好き勝手に動くんだろう、私。
だって、Sくんの就職先、協力隊員とは一切関係ないですからね!(笑)
フットワークの軽さ、万歳。


彼の働く機関は、Good NeighborsというNGO団体です。
訪問を終えていざJICAドミトリーでWeb Siteを開いてみたら、何やら大きい団体だぞ。
びっくり。
 
マラウィでは孤児支援、病院の建設などを現在行っているご様子。

Sくん、今は見習いさんだけど、そのうち特定のプロジェクトに配属が決まり、ガチの村落開発普及員として働く予定です。


お仕事から抜けて、入口近くまで迎えに来てくれた彼と
Mwasowa!!(久しぶりだね)と言い合い、固く抱擁を交わしました。
彼とは、5月1日以来の再会です。この日、彼は首都に移り住むため、私は首都と任地の中間地点にある街で友人と落ち合うために、一緒にバスに乗り、別れを告げたのでした。

これまで、任国外旅行に行って家から多少離れたとしても、一ヶ月以内には家に戻り、彼に合うことができました。でも、家に帰ってももう彼はいません。毎朝のおはようの挨拶もできません。
一ヶ月以上も会わなかったのは、今回が初めてだったので、再会できたときは本当に嬉しかったのです。

 

ほいで、これがオフィス。
JICAドミトリーから西に車で10キロほど離れた、草原の一角に建っています。
草原なんだか、トウモロコシ畑の跡なんだかわからないだだっぴろい場所に、綺麗で新しくてどでかい建物が立っているのが、ちょっと不自然で笑えます。
中も見せてもらいましたが、普通の会社のオフィスって感じです。
JICAマラウィオフィスにも全然引けをとりません。
日本のオフィスにあるようなデスクトップパソコンが、何十台もありました。
 
そのうちの一つであるSくん用のデスクを見せてもらった時に、ちょっと複雑な気持ちになりました。
まだ働き始めて一ヶ月。見習い期間として働いているから、大した仕事もしていないし、机周りには外履きの靴が置かれてるだけなんだけど・・・でも、やっぱりSくんの机。
これまで私が知っているSくんが、新しい人生のステージに立ったんだなって、実感。
 
中学校の卒業式が終わって、皆それぞれの進路に向かって歩むとき、みたいな?
それとも、娘を嫁に出す父親の気持ち、みたいな?
 
めでたいことなんだけど、ちょっぴり寂しいのよね~。
 
これまでの彼との任地Mzimbaでの思い出が、走馬灯のように駆け巡りました。
 
日曜のミサに行ったとき、私に付いてきた汚らしい犬を追っ払ってくれたこと。
彼女さんと喧嘩した時に、何故か私が仲直りに協力させられたこと。
一緒に住む彼の姪っ子が猛烈な歯痛で苦しんでる時に、一緒に解決策を考えたこと。
酒嫌いの家主にバレないかちょっぴりハラハラしながらバナナワインを作ったこと。
その他色々。
 
な~んて、ちょっとセンチメンタルになってしまいました。




 
さてさて、これは今日の活動。
ソルガム(高粱・こうりゃん)を袋に詰めて、口を留めるという作業。
今月末にMitunduという街(首都から約30キロ)で病院が建つそうで、そこで使うんだそうな。
袋詰めのソルガムに、後後キノコの菌を入れて、キノコを栽培するそうな。
IGA(収入創出活動)のためなのか、病院の献立の一部(五代栄養素を考慮してのこと・・・と願う)なのかは、謎。聞いておけばよかった!(>_<)
 
一緒に写ってるのはSくんの同僚たち。
これからのマラウィの未来を担う、大切な労働力です!!!!
(マラウィを始めアフリカには、職にあぶれて、毎日を暇に過ごす若者がたくさんいるので、このような表現になりました)
キラキラしてるぜ~!いえ~い!
 
単純袋詰め作業、私もやりたいと申し出たんだけど、「手を出すな」と言われました。
今思えば、彼はまだ試用期間。誰かに手伝ってもらったってなったら、ちょっと問題だもんね。
しかも、それが私というアポなしでフラッと遊びに来た一日本人だから、益々意味不明だもんね。
 
 


 
Sくんがソルガムの袋詰め作業をする間、仕方がないからお昼が始まるまでの30分ほど、入口前の椅子に座って、彼を待ちました。
その間、韓国人のスタッフとも挨拶をしました。
最近感じるんだけど、マラウィには中国人と韓国人もいますが、どちらかというと韓国人の方が日本人に近いものを感じます。
なんだろう。ファッションと表情の柔らかさ、かな???
 
この国にいる中国人のほとんどの方は、ガチのビジネスできているけど、韓国の方は日本人と同じく援助関係が主だから、同じ匂いを感じるのかしら???
 
なぜか、韓国の人と会うと、ちょっとだけホッとする自分がいるのよね~。


 
というわけで、お昼休みになったので、オフィスの門の前でパシャリ、記念すべき一枚。
近々この写真を現像して、家主のおばちゃまに渡そうと思います。
ものすごく喜ぶ姿が目に浮かぶぜよ~!うししo(^▽^)o
 
ちなみに、私たち、おそろいのコンバースの靴を履いています。
もともとこの靴は、「コンバースの白い靴が欲しいなぁ」とぼやいた私を覚えてくれていたSくんがマーケットで見つけてきてくれたものです。
何故か、今日見たら、私と全く同じものを履いていました!(°д°)
そういえば、彼も白い靴が好きなんだよな~。
にしても、中古品なのに全く同じものを見つけれるマラウィにちょっとびっくり。
 
なんか、おもしろいので、任期が終わるまでこの靴は、履き潰そうと思います。
友情の証です。
 
Sくんとの関係でつくづく思うのが、お互いを「姉」「弟」と呼び合えるほどの深い人間関係を築けたこと、本当にプライスレスだなって。
普通だったら、いい年した男女なんだから、恋愛感情を抱いた関係に発展してもおかしくないんだけど、そういうのなしにプラトニックな友情関係が芽生えたのがとてもうれしいんだよね。
 
これは普段一緒に働いている私のカウンターパートにも言えること。
何よりも、信頼できる人に出会えたことが、この2年間の一番大きな財産なんだと思います。
 
というわけで、Sくん、お仕事頑張れ~!
姉さんより心からのエールを送ります。

筋肉の祭典~Domasi訪問~

運動神経が悪くて動きが鈍臭い。
そんな私と正反対の隊員さんの任地を先週末訪問してきました。
Domasiという街に住むK君の任地です。

Domasiは、私の任地からはとっても離れています。
私の任地、Mzimbaは、マラウィの北部にありますが、Domasiはその逆である南部にあります。
交通の便が悪いマラウィの事情を考えると、おそらく移動に12時間ほどかかります。

詳しい位置としては、Zombaという1975年まで首都であった街から15キロほど離れています。
私の任地から首都には南へ5時間。
首都からZombaまで、更に南へ6時間と言えばわかりやすいでしょうか。

Kくんは、体育隊員としてCollegeで陸上競技を主に教えています。
昨年9月に一緒にモザンビークに行ったことで仲良くなった、北国出身の超爽やか青年です。
運動がすご~く苦手な私とは、本当に正反対の任務で働いているということで、前々から興味があり、他の隊員3人と共に任地を訪問させてもらいました。

バスの停留所から、Collegeの敷地内にあるKくんの家に向かいました。
そこで感じたこと。

マラウィであって、マラウィではない空間。


どういう意味かというと・・・
お金持ちがたくさんいるので、普段自分が住んでいる町並みや活動先の田舎具合と比べると、別世界な空間、ということ。


以下、我が任地Mzimbaと違う点
①道行く子供が、編み込みの髪でおしゃれしている
→親御さんの経済的余裕を表します。自分はもちろんのこと、子供にまでおしゃれをさせられる所得があるということ
②英語が飛び交っている
→大学関係者が住む敷地ということで、大人はもちろんのこと、子どもの英語理解度が高い
③パソコンを教室のお外で開いて、勉強(?)している人が散見される
→我が任地(というか、たいていのマラウィの野外)でパソコンをお外で開いたら、注目の的になります

Kくん曰く、生活や活動で触れる皆さんは英語が出来るので、現地語をほとんど使わない、とのこと。田舎に入り込んで、マラウィ人と同じ生活をしてナンボの、我が職種、村落開発普及員とは異質の空間なんです。

ちょっとした、カルチャーショックでした(笑)

 

Kくんちに荷物を置いて、お昼寝をしたあとは、皆で大学の体育館にいって、スポーツしました。
4人はバスケットとバレーボール。
球技がことのほか苦手な私は、一人でテニスの壁打ち。

汗を流し、筋肉を刺激する俊敏な動きをする彼ら、とてもかっこよかった~( ̄▽ ̄)

 
 
実は、この大学の体育館は日本の援助により、建てられました。
大学の教員が何名も過去日本で研修を受けており、ODAの恩恵をガンガンに受けた空間なのです。
 


 
次の日は、大学の敷地内にある、Fish Pond(魚の養殖池)に連れて行ってもらいました。
収入創出活動(IGAと呼ばれています)が任務の一つである村落開発普及員として、R姉さんと一緒に☆
下の写真は、大学構内の食堂で食べたお昼ご飯。
左は、お米&ヤギ肉(150円くらい)
右は、お米&魚(200円くらい)
どちらもスタンダートなマラウィの食事です。
味は、まぁまぁですが、毎日食べると飽きる味なのに、食のバリエーションが少ないマラウィ。
なので、私は多くても週に一回程度しか食しません。
 
 

 
 
そして、いざFish Pondに突撃~(*^_^*)
 
我が任地Mzimbaでも、家主が持っている養殖池に、一度甥っ子のS君に連れて行ってもらったことがあります。・・・が、Domasiの池は、Mzimbaの何倍もの敷地で行われています。設備はほぼ一緒なんだけどね。相変わらず、水が濁ってて、魚は一匹も見れませんでした。仕方がないか!
 
そうそう、実は今日、Sくんの職場に訪問してきたのですが、この写真を見せるとSくんが面白いことを教えてくれました。
 
「うちの池の稚魚たちは、みんなDomasiのこの養殖場から持ってきてるんだよ」と!(笑)
なんてすごい偶然。
本当に相変わらず奇妙な偶然が私の周りにまとわりつくなぁ、と改めて実感させられます。
 











 

 結局、おしゃべりに終始し、IGA(収入創出活動)について何も情報を得ることをせず・・・
今思えば、ちょっと後悔(^_^;)
職員が入口にいたんだから、何かしらインタビューしておけばよかった~!

・・・と、いうわけで、おしゃべりをしながら歩いていたら、このように可愛い小島にたどり着きました。
そうそう、この小さな島では、夜の12時に接吻をすると、永遠の愛が成就する、という伝説があります。

・・・な~んてね、えへへ(*´∀`*)
何も根拠のないDomasi伝説を私たちででっち上げてしまいました(笑)

本当に成就するかはわかりませんが、素敵なシチュエーションなので、夜間の犬たちに気をつけながらも、木の下で愛を語ってみてはいかがでしょうか。

 
 
 
偽「愛の小島」で、お互いの妄想を語り合ったあとは、グランドに出て、スポーツをしました。
本当は、生徒さんが来る予定だったのですが、いろいろ忙しいのと、休暇中というのがあり、誰も集まらず、隊員水入らずということになりました。
 
体育隊員であるKくんは、円盤投げでとっても優秀な成績を残した方です。
というわけで、Kくんに教わりながら、生まれて初めて円盤投げにトライしてみました!!!!
 
私が投げている動画がありますが、あまりにも下手くそな動きなので、載せられません。
Kくんが見本で何度か投げてくれましたが、動きが洗練されていて滅茶苦茶かっこいい!
さすがプロです(´・ω・`)
 
動きの一つ一つに説明を受けたのですが、逐一の動きに記録を伸ばすため、すなわち円盤の飛距離を伸ばすための理由があります。
例えば、体をひねるときには、体の動きのあとに腕の動きを連動させると、ムチのように遠心力がかかる、とかなんとか。
普段の私なら絶対頭に浮かばないことをたくさん勉強できました。
超新鮮だったよ~!!!
 

 
 
おうちに帰ってからは、隊員間で有名な「マッスルカレー」を作って食べました。
運動して筋肉を付け(筋肥大が起こることを願う)、マッスルカレーという男飯を美味しくいただき、マッスルシャワーという水シャワーを浴びるという、とてもイカつい二泊三日を過ごすことができました。
 
ホストであるKくんの人の良さと爽やかさで、とっても楽しかったです。
Zikomo Kwambiri!!