マラウィは、基本的に平和でおっとりした国民だと思います。時たま暴動が起こりはするけど、警察は賄賂を要求しないし。
というわけで、警察の面白い話。
いざモザンビーク島に向かうぞってことで、ミニバスに4人で乗り込んでいました。
ほいだら、Mくんがせっかく海に行くのだからサンダルはきた~い!ってことで、サンダルを買うためにお外に出ました。
・・・ら、即行で警察に捕まってしまいました(笑)
日本にいるときからエキセントリックな雰囲気で時たま警察から尋問にあっていたMくん。
この日は暑いし日差しが半端なく強いのんもかかわらず、よれよれのジャケットを着ていて、さらに怪しかったMくん。
はい、怪しい警官の餌食になったのです。
30mくらい離れたところでマシンガンを肩から下げた警官3人に尋問される姿を、3人で見守っていました。
約20分経過。
英語ができるからということで、私が呼び出されました。
話を聞いてみると、Mくんのパスポートに不備がある、とのこと。なんじゃそりゃ☆σ(´┰`=)
JICAが用意してくれた公用パスポートにペケがつくわけがないじゃないか~!
もともとモザンビークでも特にナンプラの警官はタチが悪いと聞いていましたが、まさにです。
公用パスポートだから外交官レベルである、疑問点があるなら是非質問してくれ、こちらも協力できるから、と割に低頭姿勢で対応してみたものの、警官は超デカイ態度で黙り込むだけでした。
雰囲気は結構悪くなっていたかも。
あんたらがだまりこむなら、こっちだって知らないわよ、ばか~。って思ってたら、助太刀が。
我らが兄貴分のKくんが、「どしたどした~?」と、助けに来てくれました。
彼は、ガチの体育会系で体がとっても大きく、その上ハンサムな爽やかお兄さんなので、人あたりの良さは抜群です。でっかい爽やか兄さんをキレさせて殴られたら、多分アフリカ人の強靭な肉体も傷ついてしまうでしょう。
・・・てなわけで、彼が来てから警察の対応がガラッと変わりました。
「お~、フレンド!ははははは」みたいなノリで5分くらいであっさり私たちは解放されたのでした。
ちなみに彼ら警官が最後に発した言葉は・・・
We are hungry.
知ったことか!
お約束ですが、結局賄賂だったんですね(笑)
カメルーンにいた時も、マラウィに来てからも、基本的に警察官から不当にモノをねだられるという体験はありませんでした。恵まれた環境ですね。
もともと家族からの話や本で読んで、アフリカの警察の腐敗具合はなかなかひどいって話を聞いてたから、ようやく体験できました(*゚▽゚*)
警官にはイライラしたけど、ちょっと楽しかった~☆
ともかく、うまいこと警官をまとめてくれたKくんよ、ありがとう!
そして、3人がバスから離れた時に荷物を見守ってくれていたぴっぴ、ありがとう!
あ~!噂通り、Mくんといると面白いことがいっぱい♫
と、実感した瞬間でした!
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