Monday, September 17, 2012

なんちゃって任国外旅行、Dzaleka難民キャンプ

 9月2日、先輩隊員とマラウィ国内にあるDzaleka難民キャンプへいってきました。
毎年一回発行するマラウィ隊員の機関紙、E-zikomoに記事を載せるためです。
ここでたくさん書いちゃうと、記事に書く事がなくなるので、あっさりふれます。
まず一枚目の写真。エチオピアからの難民が経営するレストランの壁。
マラウィ人では絶対真似できない素敵な内装です。


難民キャンプっていうか、普通に人が仕事して暮らしてる、街。
でも、たまにフランス語が飛び交ってて、地味に国際的な空間。
コンゴやルワンダから来た人だってさ~。

生まれて初めてソマリア人と接触!
生まれて初めて水タバコにトライ!
ソマリア人のおばちゃま宅を訪問し、しばしおしゃべりしました♫

 イスラム女性がかぶるスカーフみたいなやつを着てみた。
私がかぶるととっても丸く見える(笑)
いすらみっくびゅーてぃーとはかけ離れてますね(^-^)
本気で水タバコを吸い込むおばちゃま。
1991年ソマリアの情勢が悪化してからいろんな国をさまよい続ける、筋金入りの難民です。
その割にポジティブに力強く生きてる!、すごい!!!

ぴっぴとNkhotakotaの旅

 
 
八月半ばでしょうか。
同期の妹分、ぴっぴと一緒にモザンビークに遊びに行くことになったので、VISAをとるために首都で集合しました。そのあと、週末だったので、なんとなく首都近くのNkhotakota(コタコタ)という街でプチバカンス。
 
首都からミニバスで四時間くらいの湖沿いの街。メインロードを降りてから四キロかけてロッジまで歩きました。めちゃくちゃ歩くて汗ダクダクでした。
 
なんでここに来たかというと、ロッジにキュートな陶器がたくさん売ってるとの噂を聞いたから!
女子二人で、お皿とか、コップとか、かわいいものが見たくなったのです♫
 
そして、おいしいチーズケーキがあるって聞いてたから!!!
 
ロッジのお店についたら、ぴっぴはカップとお皿をいそいそと買い込んでいました。私は、前任者が残していってくれた素敵な食器があるので、特に買い物の必要は無し。
でも、せっかくの記念として、カバの灰皿を買いましたヽ(*´∀`)ノ

週に一度我が家にPCの充電をする兼映画を見に来るアメリカ人のボランティアJくんが喫煙者のためです。これまでは、家にあったよくわからないアルミの入れ物に灰を捨てており、見た目が最悪。
女子力が下がりまくりだったわけです。

見た目的にあまりに残念だったから、かわいさを求めて買ってしまいました。
 

 

この写真は、実は、レストランのテーブルの写真。テーブル自体が陶器になってるのです!
で、一つ一つのテーブルに素敵な画が書いてあるの♫
田舎にある任地では決して触れることができないセンスの良さに、思わず見とれてしまいました。
これぞ、アフリカンアート♫♫

で、これがチーズケーキ!(^O^)
一口食べかけですが(笑)
上にかかった謎なクリームとチーズケーキの組み合わせがとっても美味しかった!!!!
Dedzaでも食べられるらしいので、まだ食べていない方は是非どちらかに食べに行ってください(*゚▽゚*)

ちょっと疲れていました

ここ3ヶ月ほどブログを更新できなかったのは、ちょっと疲れていたからです。
人付き合いと仕事両方。あと、お金。
でも、最近どうにか自分の中で割り切れるようになったので、少し楽になりました。


*人付き合い*
マラウィには90人近く協力隊員が入っています。北海道と九州を足しただけの小さな国土に、です。要は、密度が濃いのです。だから、必然的に日本人同士での集まりとかが多くなる。
でも正直、一人で過ごす方が楽です。

というのも、わたし、高校に入学したあたりから、集団行動が不得手になっていたのです。
(文化祭で焼き鳥屋をクラスで出した時も、盛り上がれず端っこの方でイベントを観察してました。)

集団でワイワイしてると、みんなに気を使わなければいけないので、疲れます。
基本的に協力隊でこっちに来てるみんなはとってもいい人だから、個人対個人でお付き合いするなら全然大丈夫なんだけど、大勢の集まりになると、ちょっと息苦しくなるのです。
集団で「いえ~い、盛り上がっちゃうぜ」ってノリが無理なの。
だから、一人で映画を見たり、庭の草むしりしたりする方が自分に合ってる。

でも、非社交的なのは良くないと思う自分も一方ではいる。

こんな自分だめだな~と考え込んでいたのです。

最近では、考えても仕方ないってことがわかったので、考えるのをやめました。
他人に迷惑かけないように生きれば、自分のスタイル変えなくてもいいわよね、と。

これからもマイペースで生きていきます。


*五百ドル紛失*
千三百ドル財布にあったのに、気づいたら八百ドルしか手元にありませんでした。
どこで紛失したかは心当たりがあるけど、100%確証してないから、明記できません。
ただ・・・、額が大きいのでへこみます。


*活動先にて*
私がこれまでやっていた会計のお仕事が全然グループのメンバーに評価されず、顰蹙をかっていたことがショックだった。
「あいつJICAからきたくせにちっとも働いてないぞ」、と。

これまでの活動。
前任者が残していってくれたバッグ作り。ビジネスとして長期的に続けていくなら収支の把握など、お金の計算もできなければいけないと感じて、会計のやり方を地味に教えてました。
マイクロクレジットみたいな、グループ内で少額貯金をして、手元の現金をメンバーのひとりが借り、残りのメンバーが返済の時に出る金利を受け取るってシステムの記帳方法を教えてました。
メンバーが作ったバッグを首都のOVOP SHOPで売るべく、担当者との橋渡しとして動いてました
(OVOP SHOPとは。国を挙げて頑張ってる一村一品運動でできた商品を売るアンテナショップ)

目新しいことをはじめるというわけではなく、これまでの組織力や基礎力を骨太にすべく動いていたの。私がやってることは、メンバーの了承を得るべく、仕事の内容の説明をしたあと会議にかけて裁決をとってもらったし、逆に彼らからのリクエストを受けてのこともありました。

内容的に、文字の読み書きが出来る一部のメンバーとしか直接仕事してなかったのよね。仕方ないんだけどさ。あとは、ほかのメンバーがどんなふうに働いてるかをじ~っと観察していたの。

ほいだら、(おそらく文字の読み書きができない)メンバーが発端となり、緊急会議が開かれたそうな。
「Seikoはうちのグループに来てしばらくたつけど、なんも働いてない。あたしらが働いているのを黙って見てるだけ。JICAから給料をもらってるからいいご身分よね。そもそも会計だなんてやる必要がなかったから、やらなくてもいいよね。別にうちらの集まりにも参加しなくても良くない?」という内容で。

あたしの前ではひたすらニコニコしているみんなだったから、正直驚きました。
しかも、緊急会議は、あたし&活動先のリーダー(イギリス歴30年以上の英語ベラベラLさん)抜きで行われたの。
ほいで、会議のあと、メンバーの代表がリーダーのところに会議の内容を伝えに行き、「Seikoには決して言うな」と口止めがあったそうな。
Lさん的には、そんなのフェアじゃないから私に話してくれたんだけど。


いやー、驚いたよ。これにはマラウィ人の大問題である嫉妬が理由としてあげれられる。
ここの国の人たち、他者が恵まれた環境にあったら、もんのすごい嫉妬するの。・・・で、思い切り感情的な言動に走ってしまう一面があります。普段はフワフワニコニコしているから、ギャップに最初驚いた。
今回の件は、文字の読み書き出来る人だけと働いて、全員と何かするっていう仕事がこれまでなかったことが原因みたい。(私としては、グループ全員でやれる活動は十分成熟していると感じたからなんだけど)

あたしも悪かったけどさ~、けどさ~、サミット開いといてあたしにだけ言うなって、どうなんですかね。単なる悪口大会で終わっちゃうじゃない。解決策を考えようっていう目的ならわかるけど。
彼らの思考の浅さにちょっとテンションが下がりました。

彼らは、今日のSimaが食べられればそれで良くて、明日のSimaのことは考えない、ととある現地の方が言ってたけど、その通りです。
やっぱりこの問題は、教育を受けてないことが問題なんだと思います。学校に行ってちゃんと教わることを教わって、学ぶことを学んでいたら、AをしたらBが起こるっていう後先を予想する力、つくものだよね。
マラウィにきてから、教育の大切さ、肌身で感じるぜよ~。


口止めされていたにもかかわらず、わざわざ教えてくれたLさんには本当に感謝感謝。
話を皆の前で聞いたときには、ショックすぎて皆の前で泣いてしまったけど、どうやら泣くほどのことではないらしいです。彼女もグループを立ち上げてきて以来、メンバーとのいろんないざこざがあったとのこと。だから、割と誰でも通る道なのかもね。

とりあえず、今のままの路線は良くないので、新たな活動の方向性を二人で話しました。
どうやら、私が考えていたことはビジネス色が強すぎて彼らのスタイルにはあっていない、とのこと。
うちのグループは、旦那をエイズで亡くしたあと、自分と子供もエイズだってことがわかった精神的にも金銭的にも大変な奥さんたちばかり。だから、仕事をがっつりやる前に、メンバーの娯楽を優先に考えて欲しい、とのこと。

彼らにとってわかりやすい、「目新しいこと」を導入してと言われました。


昨年会社を辞めてから、東京までの交通費を自腹はたいて、村落開発系の講習出ていた私。
そこでは、自立できるように援助をするっていうのが大前提だったけど、実際働いてみて、机上で学んだことのようにうまくことが進んでいくわけではないな、と感じた。
あくまで学びは学びであって、現状に合わせてうまく調整していかなきゃいけないんだよね。

今読んでる本にも書いていたけど、人から聞いたことを鵜呑みにしないで自分で見たこと感じたことを紡いで、「個別解」を出していかなきゃいけない。
それが、いっぱしの人間として生きるってことかしらね~。

とりあえず、なんも仕事してないって言われるのはもういやなので、目新しいことのワークショップを始めます。そして、土仕事でも何でも体動かしてやってみます。




以上、三つのことで精神的にガクッと落ちていた矢先。。。とどめを刺されました。
蜂に生まれて初めて刺されたのです・・・とほほ。
活動先のメンバーとの関係再構築を図るべく、お外のキッチンで昼ご飯を作るお手伝いをしていたときのこと。
なーんも危害を加えていないのに、ジガバチに攻撃されました。
クラゲに刺されたみたいな痛みです(笑)そこまで痛くなかったけど、刺されたという事実に慌てふためきました☆

きっと、ここまで落ち込んだ時期は、この2年間で最初で最後だと思います。
どん底まで落ち込んだので、もう大丈夫なはず・・・!!!

Wednesday, June 27, 2012

マラウィで割とイケると思われる食べ物



私、正直マラウィの食べ物は好きじゃありません。主食のSimaは、トウモロコシ粉を練っただけなので、味が無味だし、付け合わせの肉もしくは魚の味付けも、飽きました。
穀物を乾燥させて水で練ったものに、肉類をトマトと玉ねぎであじつけ、というのが、アフリカに広まった食文化。場所にもよるけど、このレシピが広まった地域では、そこからあんまり献立に広がりが見られない。

松本仁一さんが「アフリカで、食べる」でおっしゃっていたことをリアルに体感できます。

だから、活動先に出ない日は、なるべく自分でご飯を作ります。疲れて何もする気力がないときは、日本から送られてきたパスタソースかけてスパゲティや、お茶漬けです。

やむを得ず街でご飯を食べるとき、最近は飽きたのでSimaを食べなくなりました。
そんな中、割とイケるんじゃ?!と思う食べ物があります。
フライドポテトと鳥肉の素揚げです。これは、マラウィでは極めて新しい食べ物らしい。
私生まれた頃、マラウィで隊員をしていたJICA職員によると、当時はなかったらしい。どうやらケニアで流行っていたのがこっちに流れてきたらしい。(2007年ナイロビに行ったときにこれらの屋台を見たことがなかったけど・・・見過ごしたのかしら)






街に出ると、鉄板を炭火で温め、円形にへこんだ真ん中に油を投入。
そして、じゃがいもとお肉(この場合は鳥肉。ヤギや牛の店もある)をぶち込み、揚げるだけ。
揚げたらビニール袋にそのままぶち込み、塩とまぶして、爪楊枝を刺し、テイクアウトのファストフードの完成☆彡

味はほんとにシンプルなんだけど、お芋もお肉もまぁまぁ。
ポテト100グラム、鳥肉ひと切れ(骨付き50グラム強)、それぞれ100Kwacha(30円)。
値段も安いし、Simaよりは美味しいのだ。

ただ、食べたあとは手が油でドロドロになるけどね(笑)


ちなみに、これは鳥肉を焼いてくれたお兄ちゃん。結構老けて見えるけど、20才そこそこだと思う。
マラウィ一のドヤ顔です!(笑)



マラウィでの地震

今朝、マラウィで地震がありました~!震度1くらいの小さい揺れだったんだけど。
5時くらい、まだ外が暗い中、3時半に起床した私は、ベッドの中で山崎豊子の不毛地帯を読んでいました。日本の某商社マンがアメリカの自動車の会社フォー〇とJoint Ventureやるためにドロドロした駆け引きを繰り広げてるとこだった。

なんか妙にグラグラするな~。マラリア予防薬の副作用でフラフラするのかしら・・・って感じの揺れ。今朝出勤して上司に聞いてみたら、やはりあれは地震だったらしい。大地溝帯にドンピシャでハマってるマラウィ。2011年3月の地震が起きたあとに、地震あるんだろうかと思って事前に調べ、「ちょこっとあるらしい」という朧気な嬢だけは、把握していた。
揺れた瞬間、もし、あの瞬間に奇跡が起こって大地溝帯が割れたら・・・っていう妄想が駆け巡り、背筋が一瞬冷たくなりました。だって、こっちの家の作りは、本当に文字通りお粗末。
雨漏りは当たり前。ドアが妙に曲がっていて時々変な音をたてて締まる、などなど。
とにかく!地震を予期して作ったとは到底思えないラフな作りなのです。まさに、耐震性ゼロ!(笑)

もし大地溝帯が割れたら、マラウィの9割五分の建物は崩壊すると思います。

なんもなくて本当によかったー!ふぅ~☆

Monday, June 25, 2012

マラウィ人の暗部

今月に入ってから、人間関係が気まずいです。誰との関係が・・と言及はしないでおきます。
私と相手との価値観の違いでギクシャクし、活動にも支障が出てしまうのかしら・・・と心配していました。

一応片付いた、というか、一段落したと思って、活動先のリーダーのおばちゃんLさんと、一緒に働くアメリカ人のPeace Corpという団体のボランティアJくんにその話をしました。

彼らの見解が100%正しいという確証がありませんが、私の感じた雰囲気などを合わせると、合点が行きます。

おそらく、先方が私に対して怒りの感情をぶつけたのは、嫉妬が原因です。
私への嫉妬ではなく。
活動先がグループとしてうまく機能し、白人のボランティアがコンスタントに出入りし、自分以外の人が受益者になってることに対する僻み。

うちのグループ、ほかの団体よりも組織力があって、新しいことに多々挑戦してきたこともあり、多くの人から恨みを買っているそうです。

実は、ちょっとの間ですがグループの活動を見ていて、改善点がいくつか考えられたので、突っ込んでみました。
これまで新しい試みに何度も挑戦してきたが、周りからの妨害で成功には結びつかなかった、と言われました。

グループメンバーがスコーンを焼き、街のパン屋とキオスクに売り出しましたが、パンのクオリティと売れ行きの良さにジェラシーを感じ、託したパンはお客から見えない棚の中にひっそりしまわれて、カビが一面に発生して緑色になっていたそうです。

また、某国会議員がJICA関係者に「あそこのグループは全然良くないから、活動をサポートするのをやめてくれ」とクレームを出したこともあるそうです。


上記のエピソードを聞いた次の日に、私のケースについての分析が同じく「嫉妬」によるものだ、と言われて、私はとても大きな打撃を受けました。
同期の隊員に相談した際に、「ひがんでるんじゃないの?」とコメントをもらっていましたが、まさか~!と受け流してた私。全然まさか~、じゃないじゃんね(笑)
Jくんには、「JICAの研修で、ジェラシーについて気をつけろって職員から話なかったの?おれんとこは現地スタッフから何度も研修中に言われてたぜ~」って逆にビックリされたよ、ははは。
人生の半分以上をイギリスで過ごしたLさんには、「嫉妬深い事で起こる問題は、マラウィ特有の病気みたいなもんだから、私たちは自分のCommon Sense(正しいと思うこと)に心を委ねて行動すればいいのよ」と言われました。マラウィと先進国両方の状況を理解できるLさんのバランス感覚に感謝。


・・・なんか、鼻の根元から、すっぱいものがス~って出ていくような感じです。
人の成功と幸せを妬む気持ちを自分に正直に持ってるのが普通のマラウィアン。
くだらないことで人に迷惑かけるんじゃないわよって思う自分と、病気みたいなもんだから適宜軽く受け流して、こうまくやっていけばいい話だ、という両方の気持ち。

一部のひがむ人たちの感情的な怒りを考えて活動を自粛することと、活動で生活が向上してる人たちの利益を考えたら、後者の方が全然大事だよね~。
そして、妬みや僻みの感情が沸きやすいっていう短所はあるけど、彼らの面倒見の良さや、明るいところなどの長所は今も健在だから、嫌いになるってのもナンセンスだしな~。

私が出来ることは可能な限り活動グループと村に溶け込んで、お仕事を頑張ること。だって、私がぶつけられた嫉妬は、私へ向けられたものじゃなく、間接的に活動先・・・というか、社会の底辺にある貧しさにぶつけられたものだしね~。一見私に関係ありそうだけど、問題の深いところでは、あたしは関係ない!

というわけで、この2週間、かなり落ち込んでいましたが、ちょっとふっきれました。


・・・と、同時に6年前にカメルーンにいたときに感じたことを思い出しました。仲が良かった現地人の友人が、私が持つ電化製品に異様な執着を持っていて、あげられませんよってお断りしたら、滅茶苦茶ブチギレました。すんごい怖かった。人の怒りのエネルギーって怖いんだなってそのとき学んだ。だから、場合によってはマラウィでも嫉妬心ゆえに思わぬ形で私の活動や生活が今後も制限されるんだろうなって思う。


それはそれで、面白い思い出になるのだろうけど、下手したら、ここはアフリカ、命の危険だって出てくるよね。
現地の人の黒い部分をなるべく刺激しないように、気遣いを持ちつつなるべく上手に立ち回りたいと思います。




Friday, June 22, 2012

刑務所での不思議なセッション

今日は、家主のおばちゃんと刑務所を訪問しました。日本ではちょっと体験できない光景を目にしました。最近色々人間関係がゴタゴタしたのと、自分の居場所探しに一生懸命で、余裕がなく、ブログを書けていなかったけど、こりゃ記録に残さなきゃと思い、ブログの投稿ベージを開いてみた。

活動先に行こうと朝準備しつつ、おばちゃんにおはようの挨拶をした際、「今日これから刑務所に行ってくるから」と突然言い出した。ちょっと面白そうだから食いついてみちゃったよ~!

どうやら教会のメンバーと一緒に女性の囚人を慰問に行くそうな。ランチ作って、赤ちゃんを抱える囚人のため、子供服を持って訪問するとのこと。
「Seikoも来る?」と案外軽い感じでお誘いがくるので、今日の用事を明日に回して私も行っちゃった~!

午前中は、近所のマダム達が我が家に来て、お庭で囚人たちに寄付するお昼ご飯を作りました。
メニューは以下の通り、ふっつ~のマラウィ人の食卓に上がる定番たち。
主食のSima(とうもろこしの粉を練ったもの)、牛肉の炒め物、鳥肉の炒め物、野菜の炒め物
、以上!
大量の冷凍肉を解凍のため鍋にぶちまけている家主のおばちゃん、かっこよかったわ~!!!
基本的にマラウィアンは、熱い鍋を素手で触って調理するので、私がお手伝いできることは殆どありません(^^ゞだから、洗ったあとの盛りつけのタッパーを乾拭きすることで貢献しました(笑)


刑務所は、我が家とは中心街を隔てて反対側なので、結構距離があります。谷を下って、住宅の隙間道をくねくね歩き、下った分の谷を登って、40分後に着きました。途中、住宅街にはたくさん犬がゴロゴロしてます。でも、おばちゃん4人と子供30人に囲まれ、犬が近寄ってくることがなく、無事到着(笑)
いやはや、途中で小学校を通ったら、白人の物珍しさに子供たちがずーっとついてくるのよ~!
それを家主のおばちゃんが「あっち行きなさい!おうちに帰りなさいってば!」と追い払ってるのが超面白かった(#^.^#)

刑務所に着き、ほかのおばちゃん3名も合流☆入口でしばらく待たされていると、白いシャツとハーフパンツをはいた男性約10名が歩いてきた。どうやら囚人らしい。すっごい偏見だけど、あんま賢そうな顔をしてる人、いなかったな~。囚人用の畑があるから野菜を育てたり、刑務所のお掃除などをして過ごすらしい。
男性は530名だけど、女性は9名。私たちは9名のうち8名に会うことができた。
待たされたあとは受付で携帯電話の電源を切り、受付の女性に預けた。職員は、色は深緑だけど、日本の警察官みたいな形の制服を着ていた。片手には警棒を持つ。これまたやっぱり偏見だけど、囚人より職員の方が頭が良い顏に見える。

刑務所の床は、白いタイル張りでとっても綺麗だった。20メートル先で白服の男性の囚人が水ぶきをしてるのが見える。

女性の囚人が待つ部屋に通される。マットレスの上に足を伸ばして8人の女性が座っていた。
うち6人は、チテンジ(マラウィの伝統的な布)を下半身に巻き、上半身は普通の服。
ほか2人は、白地に群青色のストライプが入ったシャツのパジャマみたいな囚人服を着ていた。
(判決が決出た人は囚人服を着るらしい)

皆、目に精気がない。文字通り、腐った魚の目。生きる気力がなく、だるそうに下をうつむいている。刑務所では住環境が劣悪で、体調を崩して亡くなる囚人もいるくらいと聞いているけど、そのせいかしら。。。


お祈りから始まり、私含めた来訪者のうちの一人が、聖書の一説を読み、お説教を始めた。大きな体と大きな身振りでものすごく熱く語る。そのうち、8人のうち3人がしくしく泣き始めた。
全て現地語で行われるこのセッション。私は内容がさっぱりわからなかったのが残念。でも、なんだかエキセントリックなことが始まったのはわかった。

更に盛り上がってくると、8人が立ち膝で両手を上げ、目をつぶり、何かお祈りの言葉を早口に唱え始めた。そして、来訪者のおばちゃん3人が周りに立って、何かをつぶやきながら、お清めの塩を撒くような所作をしてる。説教をしていたおばちゃんが、ひとりひとりに近づき、何かお祈りの言葉をかける。そして、胸の当たりを軽く押すと、泣きながら囚人たちは後ろにパタンと倒れた~~!!!!倒れたあとも、手を空に仰いで泣きながら何かをつぶやいてる人もいる!!!


なんじゃこりゃ~~~!!!ほんと、現地語がわからなくて、何なのか皆目わからないけど、もしかしたら邪念を取り払うとか、悪魔祓いとか、そういった類のことなのかしら???超エキセントリックだったよ~~~(ノ∀`)


お祓い(?)が終わったあとは、キリスト教の歌を歌って、自己紹介を皆でして(囚人の犯した罪の説明含む)、ご飯を渡して、帰りました。


帰り道の途中で家主のおばちゃんが囚人それぞれの罪状を教えてくれたので、一部抜粋。

*Aさん*
孫と娘と一緒に川の近くにあるトウモロコシ畑に収穫に出かけた。
気づいたら孫が川で溺れ死んでいた。
あんたが殺したんだろ?!と責められ、捕まったのち、刑務所に入れられる。
現在妊娠6か月。きっと出産は獄中で行われるんだろう。大丈夫かな・・・

*Bさん*
妊娠中トイレに行ったら、トイレのボットンの穴の中に赤ちゃんを落としてしまう(運悪く生まれてしまったのね)。それが原因で赤ちゃんは死亡。怒り狂った家族が、お前が殺したんだ!と責めたて、今に至る。
そんなにスルスル子供って生まれるのかしら。それとも、滅茶苦茶踏ん張った結果だったのか。
てか、こんな仕方がない事態で刑務所に入れられるだなんて・・・かわいそう。女性の立場、やっぱりマラウィでは弱いのかな。
Women's Empowerment、大事ね!

*Cさん*
旦那との最初の子供が亡くなった(流産なのか、出産後の死亡なのかは不明)。後に旦那は第二婦人と結婚。嫉妬に燃え滾ったCさんは、第二婦人の家に火を点けた。そして、今に至る。

私だってマラウィアンの同じ立場だったら、何かしら嫌がらせしてたかもしれない。
呪術師にブラックマジックかけてもらったりとか・・・☆

*Dさん*
旦那との諍いの際、刃物で旦那の頭を切りつけ、出血多量により死亡させる。

日本では接触することがないような凶暴事件の加害者と同じ個室にいたとは・・・ちょっとブルブルしちゃったのが本音。



家主のママは、「神様は、'罪'も私たちと同じように作った。だから、罪を犯した人を放り出してはおけないのよ。一緒に現実に対峙しないとね。」と言います。

悪魔祓いのようなお説教タイムは正直びっくりしたけど、その根底にある精神は悪くない。最近教会に行ってなかったけど、今週末は行くことにしました。

そして、最近バイクに乗れないのと、犬嫌いが原因でめっきり活動場所が狭まっていたけど、今回の同伴のように教会のコミュニティ内でお手伝いできることもあるなって気づいた。
まずは自分が住んでいる町内から始めればってアイデア、余裕のなさゆえ全然出てこなかった。
はぁ~、今日の訪問がとっても良いきっかけになりました。

家主のおばちゃんと家主の甥っ子に、教会で何かできることがあればお手伝いしますという旨を早速話しました。私はキリスト教徒ではないし、物事が日本の何十倍もゆっくり進むマラウィだから、どの程度ことが動くかは未知だけどね☆彡


なんだか今日は、とってもキリスト教に関わりの大きかった一日でした。