本日15時からの課業は、講堂での国際貿易ゲームでした。ネタバレがありますので、これからやる可能性がある人は、見ない方がいいと思います。
約100名の訓練生が10か国強に分けられ、あらかじめ与えられた資源、お金を駆使してお金を稼ぎ、必要なもの(食べ物、インフラ、医療、教育、通信機器など)を揃えて国力をUPさせるゲームです。ちょっと桃鉄みたいな感じと言えばイメージつくかな?
いや~、深かった!みんな自分の国のために、すんごいずるい顔をして、他国にスパイとして入り込もうとしたり、嘘ついてお金をふんだくろうとしたり、利益のためにいろんな国が同盟組んだり。皆さん頭をフルに回転させてゲームしてました。
基本的に訓練所にいるみんなは人当たりが良くて攻撃性からはかけ離れているんだけど、この時ばかりは狡猾さがにじみ出ていました。
私は、途上国のメンバーに設定されたので、手持ちの資源をいかに有効活用するかってのに重きが置かれました。結局、レアメタル的なアイテムがあったので、それを売って国の体制を整えたんだ。
面白いのが、リアルさを出すために、ODAや協力隊員役をスタッフが買って出てくれたこと!ここぞとばかり我が途上国Jはお世話になりましたよ、ははは。
・・・で、感じたこと☆
途上国に設定されたのであれ、先進国として参加したのであれ、国際貿易という一つの次元の中で当事者としてものを考えることができた。たとえ、現実をわかっていないど素人だとしても、少しだけ当事者に近いところに行けた気がする。
特にわたし、ODAとJICAから援助を受けた時に「こりゃしめた!」と思ってこれからも彼らとのいい関係をMaximizeして国力増強してやる!って思っちゃったもん。
だから、援助の仕方って大事なんだろうな~。
方法によっては現地の人はひたすらに援助頼りになってしまい、自分で国を良くしていこうってモチベーションがなくなるっていうよくありがちなパターンが、あ~なるほどって感じでちょっとわかりました。
自分でやってみたからこそ気づくものがたくさんあるゲームで、とても充実した午後の2時間を過ごすことが出来ました。
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