Monday, August 1, 2011

Hokkaido Trip : Shiretoko from 21st to 23 July





世界遺産に登録されているとあって、美しい自然を堪能。 ていうか、小さい頃行ったことがあるんだけど、全然記憶にないのがくやしくて、再訪してみる。
初日は札幌からひたすら電車とバスで移動。

ていうか、知床、いやウトロ!!遠い!!!
コストカットのため、JRのフリーパスだったから直行バスにのれないっていう事情があったものの、いやはや丸1日移動にかかりました。
札幌⇒網走⇒知床斜里⇒ウトロ(知床観光地の中心地)
いやはや、地の果てです 笑


宿泊は民宿に泊まりました。アラサーの女性が一人で最果ての地の民宿でお泊りだなんて・・・。
寂しいよね・・・あたしはやっぱり誰かと旅行する方が好きだ~!
あ、でもアラフォー世代で東京から一人で来てる女性もいたから、私はまだあんまり焦らなくてもいいかな 笑。

二日目と三日目は、ひたすら自然を満喫しました。
船で知床岬を見学。ヒグマ親子がご飯を探して歩いてました。
うちの両親も若かりし頃、知床の美しい自然を見ながら青春を謳歌したのか、と感慨にふける。
一方でその娘は、一人さびしくその地に足を運んだわけだけども。

三日目は、一日歩きまわるツアーをいれました。
知床五湖はリアルに熊が出現するので、ガイドさんを連れて歩かないといけません。

見通しが悪いところでは、「おーいおい!」って人間が近づいているのを知らせてあげます。

今年は熊がやたら出没しているらしく、最初は自然をみるどころではなく、ひたすら熊に出会わないように祈るのみ 笑。
でも、そのうちどうでもよくなって、ガイドさんの興味深い話を聞いてました。


☆森、林ができるまで☆
最初は白樺とかがはえてくるんだけど、そのうち松が生えてくる。
松に森をだんだん浸食されて日光をゲッツできない白樺は枯れてしまう。 ほいで、松がメインの森が生まれる。

☆鹿害☆

鹿の数が増えすぎ、樹皮を齧りとって食べる。 木は、中が枯れても外側の管さえ残っていれば水と養分は運べる構造。つまり、周りがダメージ受ければ、死んじゃうこともある。鹿が木の樹皮をグルッと一面食べてしまえば、当然栄養を運べないので、木は枯れてしまう。「あ~、この木はあと数年もすれば枯れちゃいます~」っていう木を何本もガイドさんが発見してて切なかった。

☆倒木更新☆
古い木が死んで新しい木が生えてくるまで。 森では同じ種類の木が直線状に生える。 死んだ木が倒れると、そこには日の光が当たるので、落ちてきた樹枝たちが無事に芽生え、日光から養分を得て、大人になることが出来る。 倒木や切り株に小さな木々の芽が生えていると、ついつい応援したくなる。
植物だって、より良い環境を陣取る為の弱肉強肉なんだ。


ツアーには、府中でエンジニアをしているインドネシア人の3人の青年がいた。
わざわざ知床まで来るなんて、モノ好きだなぁって思ってみたものの、世界遺産に登録されている位の場所だもんね、知床。
青森県でも世界遺産に登録されている白神山地がある。

そのうち時間をみつけて行ってみようと思います。


知床では、毎日魚介類を食べれて幸せこの上なかったんだけど、度が過ぎて、魚介を嫌いになりそうになりました。幸せすぎる悩みでした!!
2年間海の幸を食べられないマラウィ生活に向けての良い準備段階です 笑


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