Thursday, March 15, 2012

ニャン吉くんをよろしく!


神様からのプレゼントだね、と今朝某カレーが美味しい国の友人が言ってましたが、まさにその通りかもしれません。
私に新しい友達ができました。子猫のニャン吉君です。昨日家主のママが近所の人からもらってきました。私に名前をつけてもいいよとOKをいただいたので、安易な名前をつけてしまいました。オスつながりってことで、パパが死んでから人にあげてしまった我が家のカメ吉くんと同じラインにいるんだと思います。
手のりサイズより若干大きくて、人が周りにいると、「寂しいよー、かまってよー」ってミャーミャー鳴きます。そして、私の後ろをいつもおいかけてくるのでとっても可愛い。犬のようにギャンギャン吠えないから、余計に可愛く見えてきたりもする(笑)
午前中ソファに座ってPCいじってたら太ももの上に上がってそのまま寝てしまい、超癒しのひとときでした。
とりあえず、メインは母屋のママの方で飼ってもらい、トイレの躾ができてから離れの我が家に正式に招待したいと思います!
思えば、誕生日前日のタイミングで我が家に来るとは、なかなかの野郎です。そして、あと数時間で誕生日だけど、特に欲しいモノがなかった私にとってはかなりのサプライズです。
なんで特に何も望まないかというと、今の現状に満足しているから。
仕事も楽しいし、人間関係も恵まれているし、忙しさに翻弄されることなく読書をしたり自分自身について考える時間ができていることにとても満たされているので。(犬問題はのぞく)
思えば、去年が最悪すぎたのかもしれない。地震は怖かったし、その次の日に、アメリカで乗組員交代するからってことで成田空港へ某カレーが美味しい国の船長を連れていったし(自宅との往復10時間近くかかった)、退職前でめちゃくちゃ忙しかった。まさに、企業戦士という名の半奴隷かと思うくらい私は疲れきっていたのです。
だからこそ、今のように精神的にも時間的にも余裕があるという状態がとっても希少に思えてくる。
ちなみに27歳という一年は、3月の退職以降、とっても充実した1年でした。
10月の訓練開始までは実家で青森の海の幸を家族と猫ちゃんと一緒に堪能できた。
東京にもちょくちょく研修で上京し、都会の風を適度に吸った。
時間だけはやたらあったので、ここぞとばかりに利用して、網走の生家を訪ねる旅にでたり、知床を一人旅をしてみたり。
12月の訓練終了後に即Liekeが遊びにきて蜜月を過ごしたり。。。
好きなことをやりまくった1年です。
次の28歳はどんな一年になるのかしら✩
今の私はいかにして犬が平気になるかということ。そして今読んでる山崎豊子の「不毛地帯」の御陰で、シベリアで強制労働させられている元軍人さんのことで頭がいっぱい。うちの曾祖父もシベリアに数年行ってたけど、その時の話、一切聞いたことがない。なんども聞きたいと思ったけど、古傷をえぐるだろうから止めといた。この本を読んでみたら本当に悲惨な状態だったから、やっぱり聞かなくてよかったのかもしれない。
犬嫌いを克服して、1年後の今頃もこうして我が家のリビングでブログをしたためていられるといいな。きっとその頃にはニャン吉くんは立派なネズミハンターになっているはず!
恵まれた人間関係と、ほのぼの素敵なマラウィでの生活がおくれることを日々感謝しながら28歳の一年間を過ごせたらと思います。

Friday, March 9, 2012

マラウィの生理用品


今日も犬問題でテンションが一日落ちていた私ですが、大家のママとの夕方のおしゃべりでかなり癒されました。彼女もそうだけど、賢くて人格の優れた女性と話すと、学びが多くてすごく楽しいです。
右の写真は、初公開!ママ、Roseの写真です。チキンを焼いてるところです。
タフなおばちゃんって感じでしょ?(笑)彼女に楯突いたら、ただじゃ済まされなさそうなくらい、オーラがパワフルです。
ちなみに、そんな彼女との信頼関係が、今の私の生活で一番の重要事項であります✩
さてさて・・・今回は女性的な話です。ちょっと文化人類学的な視点から(?)責めてみます。
すごくどうでもいい情報かと思うますが、私は、17歳くらいからタンポンを愛用してます。血液がもれるときのドロっとした感覚に冷や汗を流すのが耐えられないので、タンポンにはとてもお世話になっています。経血が漏れるか漏れないかスレスレのスリル感、ドラえもんの「もしもBOX」で一時でも性別を変えることが出来たら、男性諸君にも是非体験してもらいたいです。そしたら、女性って大変なんだなってわかってくれるから(笑)
ちなみにマラウィでも、首都でタンポンが買えるので、大人買いしたのは言うまでもありません。こっちでは、小さな都市のスーパーマーケットですら生理用ナプキンが買えます。でも、ナプキンを日頃買える所得がある人は、ほんのひとにぎり。一般的な農村で生理の際、どのように対処されているのか。夜6時半を周り、ちょうど良く暗くなってきた頃、ママに聞いてみました。
簡単に言うと、タンポンと褌(フンドシ)のMIXですね。
マラウィの伝統的な布であるチテンジの一片を丸めて膣にいれます。
その上から褌のようなものを着用します。血を吸収させ、かつ膣内部に入れた布のきれはしを支えるためだと思われます。
※褌の構造を参考までにどうぞ。
http://hundoshitahusagi.web.fc2.com/basis.html
リンクの下部、’褌各部の名称’を参照ください。
チテンジを膣に挿入後、細い紐で'横廻し'部分を作り、適当に結びます。その後、膣に詰めたものよりも大きい布を'たて廻し'及び'袋'の部分として、あてがいます。横廻し部分が布をきちんと留めてくれる構造です。あとは、血が漏れてきたと感じた頃に、新しいものに付け替えます。使用済みのものは、洗って再利用というエコな仕組みです。
生理用品も下着。フンドシも下着。
・・・なんちゅーか、人間の考えつくことって、根底の部分はほんっと一緒なんだなって思いました。アフリカだろうが、日本だろうが、結局は同じことしてると思うと、妙に微笑ましい。
ママにマラウィ事情を教えてもらったお返しに、日本の昔の女性の生理事情を伝えました。
5年ほど前に読んだ「女性の品格」という本の内容なんだけど。
昔の女性は、小さい綿の球を膣の中に詰めて、お腹をぎゅっと力をいれて、血が出てくるのをセーブする。限界を迎えたらトイレにいって血を出す。日本女性はこの調節作業が可能だったんだ!と伝えました。そして、私の親友もこの調節作業をすることができる!・・・と、人ごとながら自慢していました(笑)
なんだか、女性限定の話をしたら二人してムフフっていう楽しい雰囲気になりました(*´∀`*)
ママは私の好奇心がうれしいみたいで、とっても親切に生理用品の付け方を実演してくれました。最初はお外で話していたのですが、実演となると警備員のSteveくんに見られたら気まずいぞってことで、私のリビングまで道具を持ってきてくれたくらいです。
女性として生まれてきたからこそ出来るトピックについて、これからもジワリジワリと異文化交流していこうと思います。

Thursday, March 8, 2012

What is ur dream?


Career Talk is one of my activities. My predecessor used to assist the radio program of it with the other youth activity volunteer. They invited some people who has different jobs, like nurse, police officers, bank accountants, etc. The purpose is to diversify kinds' view of their future. Through this program, kids in elementary schools should be able to know more kinds of works.
In the program for 30 minutes, they talk not only about the details but also about how they obtained those jobs and about what they like with those jobs, etc.
I heard they had some problems with local radio company, so it must be quite difficult to continue the radio program, but we can think of other ways. Maybe we invite some guest speakers to the schools. Or we can take kids to different kinds of workplace in town?
I will work out this project with my batch mate, Taka. But at this moment, we are just struggling to get used to the life in Mzimba. So we will start a little bit later.
This girl is Christina, 11 years old, who lives with my landlady, mama. She is from Southern part of Malawi and is staying in Mzimba for schooling. I heard her parents cannot afford the school fee and mama is taking care of her. In order to refer to my project, I asked her what was her dream.
This is also because simply I was interested in what 11 years old girl is thinks.

`I want to be pilot.'
After I asked her, she was thinking for one mitute and said with clumy English.
It is quite an unexected answer for me. Mzimba is just a rural town and I did not think people have many options with their jobs. Many people cannot finish even primary school and do small business, like selling vegetables or credit of mobile phone within the town. Otherwise they have to leave their town , seeking more chances. So I was glad that I could hear the positive answer.
I asked the reason and she said,
`Because...I want to go to America, South Africa, UK.'
This is the answer of Malawian girl in rural town. We can see those countries are cool for Malawian kids. I also asked the details of why she chose those countries but she could not answer in Enlgish and my Chitumbka, local language, is too bad to understand her.

After this conversation, I tried to recall my future dream when I was 11 years old. But I could not.
I only remember I was forced to study very hard to get good scores. That's all. Or maybe I have become too old to remember old memories, I guess.

Sunday, March 4, 2012

Big meeting in DCDO, ちょっとした大会議



On 2nd Mar, the big meeting which is supposed to be held twice a year was held in our office, DCDO, District Community Development Office.
All the Community Development Assistants (CDA) gathered together to share the problems, progresses and any information.

3月2日に、半年に一度行われる大きな会議が、我がムジンバコミュニティ開発局でありました。
CDAがみんな集まって、困ってることやよかったこと、その他情報共有をする場です。CDAというのは、各村にいる生活改善普及員さんです。彼らが村の生活の問題を解決するために具体的に動き、その状況を私の配属先に報告し、それをうちらがとりまとめて県庁に投げるって図式になっています。

The top person, Mr. M was the chairperson. Mr. M used to be a CDA before as well. And in 2007 for two months, he was taking a training in Tsukuba, Ibaraki prefecture in Japan. He was workin g in South part of Malawi but on 8th Jan 2012, he was dispatched to one district which is in northern part of Malawi, Mzimba DCDO which covers southern part of Mzimba District. He looks quite firendly and cooperative. And...he likes raw fish, Sashimi and Japanese green tea!! I am quite happy that I am able to share Japanese culture with my colleague! For his information, I told him the place which we can get miso, soy bean paste, in the capital city, Liongwe!

うちの部署の上の人、Mさんが司会進行役でした。彼自身も昔はCDAをやっていたので、皆が感じる問題も理解できるから、みんなで手を取り合ってがんばろうね!って言ってました。彼は2007年月末から
3月末までの2か月間、つくばにあるJICAで研修を受けていました。ちょうど私がカメルーンでインターンをしてる間、彼は日本にいたのです。人生の岐路となる出来事が同じ時期にあったとは、ちょっと不思議ですね。その後マラウィ南部にいたらしいのですが、1月初めにマラウィ北部にあるムジンバに配属になりました。ちなみにムジンバ県はでかいので、北部と南部二つにコミュニティ開発局があります。私は南部担当で、北部には同期のMちゃんがいってます。上司のMさんは、人当たり良さげで、協調性もありそうな感じです。一見だけなので、まだ本性はわかりませんが。とりあえず、刺身と緑茶万々歳!って話で盛り上がりました。日本の食文化を共有できる人がいてとっても嬉しいです。
味噌も大好きらしいので、首都で味噌を変えるお店を教えてあげました♪


For ur information, pls refer to the link below, about Mzimba.
私の住むムジンバの情報は以下リンクを参照ください。
http://en.wikipedia.org/wiki/Mzimba_District

The content of meeting was below.
会議の内容は以下の通り。

1. The programs which should be focused on these days, by Mr. M
一:昨今注視されているプログラム(上司のMさんのお話)


*Adovocacy program for women's economical empowerment*
52 % of Malawian population are women. So if we leave women behind, we can never develop.
*女性の地位向上と、経済的なスキルを高める*
なんだか、日本語にすると堅苦しくて変な表現になっちゃった!(><)

人口の52%は女性です。半数以上のマラウィ人をぞんざいに扱っていたら、この国の発展はないぞ!

*Local Economic Development Program*
Will be in charge of group saving with Mr. N, my counterpart.
*農民グループにビジネススキルを覚えさせよう*
というわけで、同僚のNさんと農民グループに少額貯金の指導をします。


*Nuturition Program, especially for kids and pregrant women*
Nuturition covers all aspects including HIV/AIDS.
We need to grasp which kinds of people need enough nuturition and think about the food utilization.

*妊婦と子供への栄養改善プログラム*
栄養は、エイズをはじめ日常のすべてに関わってくる。
上記の妊婦と子供以外にも、コミュニティでどんな立場の人が栄養改善が必要かリサーチする必要がある。


2. The common problem among CDAs
The lack of fuel due to fuel crisis. Nowadays the price of fuel is getting higher and higher in daily basis and we cannot get the fuel frequently. So it is really diffifult for them to visit each village which they are in charge of. And DCDO need to give them the fund to afford it.
But the monthly budget of DCDO is only 20,000kwacha which is equivalent to JPY 10,000, so at this moment we cannot find any financial solution...


二:CDAの皆が抱える問題
昨年10月くらいから、経済状況が悪化したため車の燃料の油の輸入が滞り気味なマラウィ。いっつも燃料不足で生活に支障が出ています。量もないし、価格も上がるしという悲惨な状態。だからこそ、CDAが担当地区の村を回ることができなくて困っているという。油代を私の配属先にお願いをするのですが・・・うちもうちで無理なんです。予算が減りに減らされ、ひと月のうちの予算は、日本円に換算すると、たった1万円なのです。総勢15名の油代はとてもじゃないけど、用意できません。

上司のMさんは、少ない予算だけど、皆で均等に分け合おうねって言うことしかできてません。解決策は特に挙がらず、終了、ち~ん。

3. Suggestion by Mr. M
CDAs were requested to submit the monthly report about their work. If officers in District assembly cannot visit the village in field trip, with monthly report they can know what kind of activities are done.
If it is difficult for CDAs to come to the office for submission, maybe DCDO will send someone to collect it, Mr. M said. But I feel it is skeptical a bit. Who has the fuel to visit 15 villeges every month? I will ask Mr. M later.


三:上司のMさんからの提案
CDAから月次レポートをちゃんと出すべし!!うちの配属先の上にある県庁職員が直接フィールドに出て実地調査をするのは難しい。だからこそ紙での情報があると、うちらがきちんと働いていることを証明できるから、出すべし!CDA的にはこの燃料不足ゆえにレポートを出すためにオフィスまで上がってくるのは難しいから、レポートを受け取るために誰か人を回しますねって言うけど・・・いったい誰が?そして、15名をまわるための燃料、どうするんですか?っていう疑問がわく。週明けにMさんに意向を確認してみよう。



4. DCDO News Letter
To share the activities, we should issue monthly news letter.

四:コミュニティ開発局のニュースレター発行
上へ出すレポートだけでなく、CDAの情報共有のために月次ニュースレターを発行してはどうか、というMさんからの提案。上記と同じ懸念事項あり。

5. CDA's Welfare, COMSIP
In case of funeral or illness, we should build our own COMSIP, which is a cooperative group of funding and investment. Monthly each CDA deposit 600 kwacha which is equivalent U$ 4.00 and borrow in case of emergency. So far, as the local economic development, we have build COMSIP for villagers, now we consider we should make our own COMSIP for our welfare.

And I will be in charge of accounting.Personally, I like this idea!

五:CDA間の互助団体設立
マラウィにはCOMSIPという名前の、互助グループがあります。コミュニティ開発局でも、金銭的に困っているコミュニティでCOMSIPを立ち上げ、マイクロファイナンスをやるよう指導しています。

葬式や、入院なので急にキャッシュが必要になった時のために、グループ貯金をして、困ったときに借りれる仕組みを作ろうという話になりました。一人毎月300円を入れるそうです。お金の管理は私が任されたようです。このプロジェクト、個人的にすごい好き。本気で動き出すなら私も積極的に参加したいと思う。だけど、どうやって毎月300円をうちのオフィスまで届けるんだろうか。この燃料不足のさなか。。。謎!

Basically, I was struggling to take notes at the meeting coz I was asked to make the meetign minutes. And I am quite new in DCDO, so just concentrating inputting information itself vinto my brain and counldn't afford to think about the situation deeply.
But I am quite happy that I was able to meet most of the CDAs in Mzimba South and hear the problems and suggestions once I was dispatched here.

会議の感想としては、議事録作成をお願いされたので、話してることをメモすることに集中し、問題について積極的に考える余裕がなかったのが正直なところ。ただ、各地のCDAが抱える問題の全体像がうっすらと分かった気がした。そして、配属されてすぐに年に2回しかない貴重な会議に出席できてラッキーだと思いました。

Saturday, March 3, 2012

マラウィでは大体国民のうちの13%くらいがエイズ陽性者です。ここまで広がった要因の一つとして、内陸国、という立地があります。去年3月、協力隊に受かった直後、朝日新聞でカラシニコフの連載をされていた松本仁一さんに個人的にお時間を頂き、お話をして頂く機会がありました。その際に伺った話です。

内陸にあり、海を持っていないマラウィでは、輸入品の多くが他の国の港から入ってきて、近隣のいろんな国を経由して物が届く。タンザニアやモザンビーク、南アフリカなど。
陸路での輸送は、鉄道ではなくトラックになります。マラウィ近辺のいろんな国でお仕事をする運転手たちが、いろんな場所で売春婦を買っていたら、エイズが広まった、という話です。
オフィシャルな数字が10%強なので、実際のところはもっと多いのだと思います。長距離バスに乗ったときには毎回、乗客の一体何名が陽性者なのだろうか、と思わず計算してしまいます。とはいえ、バスでは陽性者の人たちとおしゃべりくらいしか接触することがないので、結構自分からは遠い話だと感じていました。

どっこい、今日、久しぶりにエイズを身近に感じました。毎日18時から来てくれる警備員のSteveくん。彼は、家の回りの草を買ってくれたり、荷物を自ら進んで持ってくれたり、親切にやってくれています。私の現地語がもうちょっと上手くなったら、色々おしゃべりしてみたいと最近は思う位です。
そんな彼が、庭の手入れをしようとしたら、先ほど手を切ってしまいました。ほいで、私に傷の手当をして欲しいようなことを言ってきました。手を見てみると、1センチくらいのちょっと深めの切り傷があります。お外の水道で手を洗ったあとのようですが、痛そうです。急いでオキシドールとバンドエイドを取り出し、手当てをしました。オキシドールをつけて、ティッシュで拭い、バンドエイドを貼るという簡単なものでしたが。
正直なところ、傷をぬぐったティッシュを触るとき、ちょっと怖かったです。彼がエイズ陽性者だって可能性は十分リアルだから。もしティッシュを触った私の指にちょっとした傷があったら、マジで怖いな、と。ティッシュをこちらの手元に戻すときに、引いている自分がいました。

なんか、複雑な気持ちです。エイズはやっぱ怖い病気だ。でも、きちんと気を付けてれば感染はしないのもわかる。6日間のエイズ研修を受けた私は、基礎的な知識はわかっています。
でもさ、知識はやっぱりあくまで机上のものなんだよね。実際血を見たら、表現できないようなバリアが自分に張られていることに気づく。自己防衛の為にも必要な感覚なのかもしれないけど、今後私が村落開発普及員として、エイズとどう関わっていくのか、ちょっと考えさせられた。私が持っているエイズに対しての距離感がどう影響してくるのだろうか。
カメルーンにいたときは、挨拶とインタビューくらいで終わったけれど、今回は、そうはいかない。2年間は長いぞー。
自分では理解出来ないことがたくさんあるだろうと思う。だからこそ、マラウィの皆さんに失礼のないように活動しなきゃな、と思います。